資料集めの日々。

『フライの雑誌』次号編集のために取材と資料集めの日々。とある組合に相談したところ、未読の書籍を教示いただいた。感謝。送付いただいた書籍は想像以上の大著で、著者名に見覚えがある。一昨年、鳥海書房から購入したある地方出版物と、同じ著者の作品であった。あとがきによると、学者ではない一遊漁者、つりきちを自負する老齢の著者は、「釣りの歴史を明らかにしたい」という宿願のため、持病と闘いつつ“背水の陣で”この本を仕上げた。すでに数年前、この世を去られている。本を手にとってずしりと重い。