辻井喬と温泉カディス

先日ニュージーランド在住の方と、彼の地と此の地との政治的事象の違いについて話す機会がありました。そんなわけで『ユートピアの消滅』(辻井喬/集英社新書/2000年)を読了。

結果として大きな失敗になる危険があっても、理想を追求する生き方と、没理念的に、ただ物質的欲望を追求する生き方との、どちらが人間として生き甲斐のある、また意味のある人生なのだろうか。そのことをそろそろ追求してみるべき時期に、経済大国日本はさしかかっているのではないか。

こういうことを考えている人が大企業セゾンを率いていた異様さに今さらおどろきます。兄弟で仲が悪いはずです。西武絡みでこんなサイトを。
http://www.mujioutdoor.net/tech/index.html
「ブラックセッジ」をまとめて北海道某所では「温泉カディス」と呼んでいました。