次号第103号の編集作業を進めています。
次号の特集では本誌読者おなじみ、『フライの雑誌』連載11年目のちゅうまんの夢屋・中馬(ちゅうまん)達雄さんにご登場いただきます。過去30年間ほぼ毎日海フライでおよそ30万尾の魚を釣ってきた、鹿児島の悩める怪人フライマン(すみません)です。
じつは黙ってましたが編集部はひそかに(釣りがてら)鹿児島へ飛び、中馬さんへの突撃ロングインタビューを敢行していました。さきほどようやく合計3時間の音声ファイルの文字起こしをひとまず終えたところです。
文字起こしで自分の声を聞くのはいやなものですが、今回の場合は様相が異なりました。思わぬタイミングで予想外の角度から次々に繰り出される中馬節の数々。
音声の中で聞き手の自分が吹くと同時に、音声を起こしている自分もまた吹くダブル・スプラッシュ現象がたびたび発生。それで文字起こしも通常の30倍の時間がかかりました。遅くなったのは編集部が遊んでいたからではありません。
巻頭カラーぶち抜き20ページ超、超異色の大特集です。肝心の特集タイトルはじつはまだ決まってません。『フライの雑誌』次号第103号は11月上旬発売です。ぜったいに捨てられない釣り雑誌をお届けします。