五月の爽やかな河口湖|釣り師は油断もすきもない。その2

釣り師は、たった一分(ぶ)でもすき間を見つければ、釣りに出かける。
ある種の虫と似ている。
(ポッサム・ヴォルデモート卿語録より)

ポッサム・ヴォルデモート卿がおっしゃる通り、発送前に一分のすき間を見つけたので、五月の爽やかな空の下の河口湖へ行ってきました。目当てだったハスとニゴイの入れ食いとはなりませんでしたが、バスとブルーギルを釣って見せ場は作りました。来季への足がかりとなるでしょう。写真で紹介。

ていうか釣りのほかにやることないのかなあ、と自分で思う。

地元の子どもはルアーで。かなり減水していて湖畔ぐるりをニーブーツで周れる。河口湖で〝異常な〟減水がよく話題になるようになったのは、北岸大石から芦川・甲府へ抜ける若彦トンネルの工事以降だとは、ニュースではぜったい言わない。
いまの河口湖はかなり減水していて湖畔ぐるりをニーブーツで周れる。河口湖で〝異常な〟減水がよく話題になるようになったのは、北岸大石から芦川・甲府へ抜ける若彦トンネルの工事以降だとは、ニュースでは言わない。地元のひとは言ってる。
河口湖で生まれた野生。山梨県内水面漁場管理委員会指示により、県内全域の河川湖沼を対象に、オオクチバス、コクチバス、ブルーギルのリリースは禁止されています。ただしオオクチバスに関しては、漁業権漁場はのぞく。漁業権漁場とは山中湖・河口湖・西湖。バス釣りと漁業権に関する山梨県の見解はオオクチバスに係る漁業権免許について に。河口湖でのバス釣りについての分析と解説は全国で唯一の「遊漁税」と併せて『フライの雑誌』でさんざん取り上げました。個人的見解は「葛西善蔵と釣りがしたい」に書きました。わたしが釣ったこの小バスをどうしたかって? わたしは遵法精神に富んでいますからねえ。
河口湖で生まれた野生。山梨県内水面漁場管理委員会指示により、県内全域の河川湖沼を対象に、オオクチバス、コクチバス、ブルーギルのリリースは禁止されています。ただしオオクチバスに関しては、漁業権漁場はのぞく。漁業権漁場とは山中湖・河口湖・西湖。バス釣りと漁業権に関する山梨県の見解はオオクチバスに係る漁業権免許について に。河口湖のバス釣りについての社会学的な分析と解説は、河口湖町が全国で唯一導入した「遊漁税」への期待と失望とあわせて、『フライの雑誌』の誌面でさんざん取り上げました。個人的見解は「葛西善蔵と釣りがしたい」にも書きました。これは5年前の5月にわたしが書いたコラム。「河口湖へ行った。」。河口湖漁協と河口湖町は遊漁税をとっているにも関わらず、あいかわらず湖岸には死んだヘラブナやバスやコイとった魚の死骸を放置しています。ところで、釣ったこの小バスをわたしがどうしたかって? わたしは遵法精神に富んでいますからねえ。
こちらも河口湖で生まれ育った野生。わたしが釣ったこのギルをどうしたかって? わたしは遵法精神に富んでいますからねえ。ギルがくわえているのは先週ニジマスとヤマメとハヤを釣ったマシュマロ・カディス。マシュマロは何でも釣れます。なんで釣れるのか深く考えれば考えるほどよく分からないところが疑似餌釣りの魅力の根っこです。ブルーギルが「あ、マシュマロだ!」と思ってマシュマロ食ってるわけはないんで。
こちらも河口湖で生まれ育った野生。ギルがくわえているのは先週ニジマスとヤマメとハヤを釣ったマシュマロ・カディス。マシュマロは何でも釣れます。なんで釣れるのか深く考えれば考えるほどよく分からないところが疑似餌釣りの魅力の根っこです。ブルーギルが「あ、マシュマロだ!」と思ってマシュマロ食ってるわけはないんで。(元ネタはこちら)。釣ったこのギルをわたしがどうしたかって? わたしは遵法精神に富んでいますからねえ。
太いっ。ここは単純に喜ぼう。太いぞっ。
太いっ。ここは単純に喜ぼう。太いぞっ。
見事なオス。河口湖でこのサイズのブルーギルを釣ったのはじつは久しぶりかもしれない。わたしが釣ったこのギルをどうしたかって? わたしは遵法精神に富んでいますと言ってるじゃないですか。そんなことより河口湖漁協と河口湖町は遊漁税をとっているにも関わらず、あいかわらず湖岸には死んだヘラブナやバスやコイとった魚の死骸を放置している。これは5年前の5月にわたしが書いたコラム。「河口湖へ行った。」
見事なオス。河口湖でこのサイズのブルーギルを釣ったのはじつは久しぶりかもしれない。釣ったこのギルをわたしがどうしたかって? わたしは遵法精神に富んでいます。
湖の向こうに富士山。
湖の向こうに富士山。

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