鹿島鉄道と『谷中・根津・千駄木』

先日、鹿島鉄道の廃線報道があった。営業最終日、名残を惜しむ乗客がホームにあふれみんなでワイワイやっていた。Vサインで記念撮影してる若者も。「もう少し早く来てくれれば廃線にしなくてすんだんだよ」と駅員さんの背中が言っていた。
<やねせん>の愛称で知られる良心のタウン誌『谷中・根津・千駄木』が終刊するとのこと(といっても再来年)。「採算ラインの部数7000を割った」のが理由と発表されている(ちなみに去年休刊した『薔薇族』の最期は3000部だった)。えーもったいない、続けて欲しい、と思うがよく考えれば私だって定期購読していたわけではなく、散歩の途中で目についたときにたまたま買う程度の貢献度である。最近は都内散歩の頻度が減ったのでしばらく買ってなかったし。Vサインしてる若者と私と似たものどうしということか。
というわけでもっともっとがんばらなくては。