[第1回 Biwamasu Trollers Championship]6/5(日) 於:奥琵琶湖

[第1回  Biwamasu Trollers Championship]

ビワマス 体験トローリング
2016年6月5日(日) 於:奥琵琶湖ファイブオーシャンマリーナ

日本最大の淡水湖である琵琶湖、鮒や鯉はもとよりバスフィッシングのメジャーフィールドとして世界中からも注目を受けています。その琵琶湖の固有種であるビワマスをターゲットとしたトローリングは近年盛んに行われるようになり興味を持たれるアングラーも増えてきました。
ビワマスは琵琶湖だけに生息するサケ科の大変に美しい淡水魚、臭みがなく食味の良いビワマスは高級魚としても近年話題となることが多くなりました
私たちは、ビワマスのトローリングというダイナミックな釣りをこよなく愛し、その素晴らしさを一人でも多くの皆様に体験していただくとともに、この釣りの仲間を増やすことができればと、2年前からビワマス体験トローリングを企画してきましたが、今回は大会趣旨を一部変更してボート間での一匹長寸トーナメントを行うことにしました。
参加プロガイドはビワマス専門のガイド艇に加え、ビワマスガイドも手がけるバスフィッシングガイドも仲間に加え、12艇の登録遊漁船を用意しています。未経験の方、お子様大歓迎です。この機会に是非ビワマス釣りをご一緒にお楽しみください。
午前中はガイドボートでトローリング、午後は釣り上げたビワマスでバーベキューを行います。プロのガイド達と楽しい時間をお過ごし下さい。  (主催者代表:藤本美也)

詳細と申込はこちらのサイトで。

上記の体験トローリングの件で、ウォルトン舎さんの北原一平さんと電話。ていねいな編集で注目されている『琵琶湖と西日本の静かな釣り Walton』最新第06号へリキ入れすぎて、本来はとっくに出ているはずなのに、発行予定が遅れに遅れて5月、いや6月、むう、と唸りながら笑っておられた。癒された。一平さんを見習って、うちも発行日に引きずられないようにがんばります。

2015年の「ビワマス 体験トローリング」には本誌編集部も参加しました。
> その時の様子はこちら。

琵琶湖の固有種、ビワマス。きれいだ、きれいだ、と何度言ったことか。
琵琶湖の固有種、ビワマス。きれいだ、きれいだ、と何度言ったことか。
「太平洋から隔離された大きな湖のような日本海またはその原型に、五〇〇~三〇〇〇万年前に出現した サクラマスの祖先から、一八〇~三〇〇万年前にアジア大陸の東端に出現した第二瀬戸内海湖(現在の瀬戸内 海と伊勢湾がその名残り)で、サツキマス(アマゴ/O.masou ishikawae) が出現した。なお岡崎登志夫さんや筆 部にとり残された古琵琶湖 者らの研究では、同じ時期同じ場所でカワムツからタニムツが分化したと考えられる。そして、その後内陸 (四五万年前に最大最深となる)で、五〇万年または一〇~二〇〇万年前にビワマス (O.masou rhodurus)が分化した。 それ以降何回か繰り返されてきた氷河の前進後退の過程で、、、」(『桜鱒の棲む川』より「サクラマスの起源を考える」。
「…太平洋から隔離された大きな湖のような日本海またはその原型に、五〇〇~三〇〇〇万年前に出現したサクラマスの祖先から、一八〇~三〇〇万年前にアジア大陸の東端に出現した第二瀬戸内海湖(現在の瀬戸内海と伊勢湾がその名残り)で、サツキマス(アマゴ/O.masou ishikawae) が出現した。なお岡崎登志夫さんや筆者らの研究では、同じ時期同じ場所でカワムツからタニムツが分化したと考えられる。そして、その後内陸部にとり残された古琵琶湖(四五万年前に最大最深となる)で、五〇万年または一〇~二〇〇万年前にビワマス(O.masou rhodurus)が分化した。それ以降何回か繰り返されてきた氷河の前進後退の過程で…」(『桜鱒の棲む川』(水口憲哉|フライの雑誌社)のコラム「サクラマスの起源を考える」より。