なんていうか、ものすごく釣れました。

進撃の巨人23巻の発売に合わせて復習しとこうと、昨夜20巻から読み返し始め、ここからじゃ全然分らんと15巻に戻り、まだ分らんと、さらに10巻まで戻った。

時制も舞台も語り手の視点もぐちゃぐちゃの物語を行ったり来たりした。人物の絵が絶望的にアレなもので、キャラクターの顔がだんだん似てきちゃってて、誰がどれだか分らん。池沢さとし級。せめてミカサとエレンくらい描きわけてほしい。

まるまる一晩かけて、都合3回くらい繰り返し読んだ。で、さらに進撃関係者の友人から、さっきまで約1時間に渡る、こと細かなLINEによる追撃のレクチャーを受けた。ようやく理解は深まったが、もうヘロヘロ。作者伏線張りすぎ。

じつは映画でも小説でも、わたしはなぜかむかしからストーリーというものを覚えられないひとだ。そういう方面の頭の能力が完全に欠落している。もともといろいろ欠落しているのだが、とくにそっち方面はない。

とにかく、誰かに物語を説明できない。「もののけ姫」も「スターウォーズ」も「マッドマックス 怒りのデスロード」も、なんかいろいろあって楽しいよ、くらいにしか説明できない。お話おじさんにはなれない。でも一応、お話のうんちくは資料として手元においておきたい。だから「進撃の巨人 キャラクター名鑑」買った。

・・・

昨日は久しぶりに地元の川へ行った。5日ぶりだ。

台風が迫ってきているせいか、なんていうか、ものすごく釣れた。

写真で紹介。

じつは先週末は、初めての川へ長距離索敵陣形で釣りに出かけたのだが不発だった。今日はいつもの場所でやる。ほんとうは暑いし行くのどうしようかなと思っていたのだが、妻が「川へ行っておいでよ」と言うので。
バンバン釣れる。
ぼんぼん釣れる。
まじ釣れる。息が乱れる。
フライは第112号に載せたやつ。
色付きのオスは出ないがこれくらいのが流芯からスイングの釣りでもドライの釣りでも、バンボン食ってくる。最高だ。
オイカワ釣りで短竿が楽しい理由のひとつは、ダウンクロスのスイングで良型をかけたときに、ロッドティップを下に向けて水面すれすれくらいで竿全体を曲げ、上流側へグイーンと魚を引っ張ってこれること。流れの中から力づくで魚をひっこ抜いてくる感覚がある。無敵感というか。
けっきょくこの瀬から一歩も下れないまま、まっ暗になった。こんなのはじめてだ。暑さと興奮で頭に血がのぼり目が充血して息が上がり、体全体でぜいぜい言いながら這うようにしておうちにかえった。「つ、釣れました。。。」と妻に報告した。「そう、よかったね。」だって。
先週の写真。これが有名な外来魚回収BOX。湖畔にたくさんある。どんな理屈があるにせよ、この感覚には慣れたくない。ハエが飛んでた。「外来魚回収ボックス」という言葉に当初から感じてきた拭いきれない違和感というか得も言われぬ嫌悪感は、「一億総活躍」とか「人づくり革命」とか「都民ファースト」「子どもいる家は禁煙」、そして「日本ファースト」に感じるそれに近い。ったくもう最近はそんなのばっかりだ。
リバーピークさん
ハンドメイド・バンブーロッド シーズロッドさん
フライショップ アンクルサム(群馬県松井田市)さん
FLYイナガキさん
大特集◎オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2) フライフィッシングの魅力いっぱいの身近なビッグゲーム 人気特集第二弾! ベストフライとその釣り方・オイカワロッド振り比べ・台湾のオイカワ・伝承ハヤ毛バリ・分布と増殖・実戦ドライの釣りとスイングの釣り他 ●中村善一×島崎憲司郎 異分野対談 画家の視線とシマザキワールド (後篇)●山と河が僕の仕事場 牧浩之 ●ニジマス物語最終回 加藤憲司 ●海フライ 中馬達雄 ●荻原魚雷 樋口明雄 ウッディ小林 ●マグロを釣るのは罪なのか 水口憲哉 ●ルポ:シマザキフライズ・タイイングセッション フライの雑誌 112(2017秋号): amazon 
フライの雑誌-第112号 フライの雑誌大特集オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
身近なビッグゲーム 中村善一×島崎憲司郎 異分野対談 
画家の視線とシマザキワールド 後篇
○ニジマスものがたり 最終回 ─研究者として、釣り人として 加藤憲司
○連載陣も絶好調
・・・
『フライの雑誌』第112号
本体1,700円+税〈2017年7月31日発行〉
ISBN 978-4-939003-71-4