オイカワ/カワムツを釣って楽しいフライロッドの選び方

おかげさまでオイカワ/カワムツ特集の最新112号は好評です。地方・小出版流通センターさん(書店取次)、フライフィッシングショップなごみさん(横浜市)、上州屋八王子店さん(八王子市)、釣道具まるかつさん(武蔵野市)、横浜サンスイさん(横浜市)から、追加をいただきました。手元の在庫が少なくなってきました。たぶんなくなると思うのでお早めのご入手をお願いします。

今朝は、そぼ降る雨。夕方に知り合いと川で待ち合わせる予定が入っている。午後から本降りになるという天気予報を聞いて、たぶん大丈夫だけどと思いつつも、先様に予定を変更してもらった。ところが午後も雨は強くなることなく、霧雨まででおさまった。自分の野生のカンを信じればよかった。仕方ないので夕方前にひとりで川へ行った。

けっきょく川行くんじゃん。

川はローライト、霧雨、台風後の増水の引き始めとあって、もうこれ以上ないくらいの、最高のコンディションであった。

色付きのオスの季節はそろそろ終わりだけれど、オイカワのフライフィッシングはこれから秋口まで、好きな釣り方で良型が揃うベストシーズンが続く。子どもと遊ぶのも楽しい。

気温27度。昨日の蒸し風呂と比べたら天国やん。
今日はノー長靴。さいしょに入った場所の反応が今いちだったので、めんどくさがらずに100メートル下流へ移動。水が冷たくて気持ちいい。
3秒ルールでドライでもウェットでもバンバン釣れる。くわしい釣り方は112号に書いた。なごみの遠藤さんが112号のわたしの記事を読んでほめてくれたのはうれしかった。やつは本物の釣り師だ。
この子は流れの向こう側に落したシナモンアントに出た。フライは見えてないけどカンで合わせたらオッケーだった。わたし上手になってる気がする。まあこれだけ釣ってればねえ。
ストレッチボディ式のシナモンアント。112号に出した。増水後にはアントが効く。
好きな番手は2番。4番でも5番ロッドでももちろんオイカワは釣れる。でもオイカワのフライフィッシングは、タナゴ釣りみたいなもの。ゴンゴンの磯竿でもタナゴは釣れるけど、磯竿でタナゴを釣る人はいない。相手に見合った道具を選んで〈小さなビッグゲーム〉を楽しもう。オイカワ/カワムツを釣って楽しいフライロッドの選び方は、第112号の座談会で釣り師のホンネ的に実名で突っ込んでみました。
これから秋口にかけて、この型が揃う。断言するけど、オイカワ/カワムツのフライフィッシングを始めるなら今ですね。


釣りキチ三平 第033話

「でっけぇ魚をごっついしかけで釣るスリルがビッグゲームなら ちっこい魚をほそいしかけで釣るのもビッグゲームだ」「なんと」「タナゴ釣りは小さなビッグゲームちゅうこったべ」「おお、ミスター三平、あなたの理論じつにすばらしい」

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リバーピークさん
ハンドメイド・バンブーロッド シーズロッドさん
フライショップ アンクルサム(群馬県松井田市)さん
FLYイナガキさん
大特集◎オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2) フライフィッシングの魅力いっぱいの身近なビッグゲーム 人気特集第二弾! ベストフライとその釣り方・オイカワロッド振り比べ・台湾のオイカワ・伝承ハヤ毛バリ・分布と増殖・実戦ドライの釣りとスイングの釣り他 ●中村善一×島崎憲司郎 異分野対談 画家の視線とシマザキワールド (後篇)●山と河が僕の仕事場 牧浩之 ●ニジマス物語最終回 加藤憲司 ●海フライ 中馬達雄 ●荻原魚雷 樋口明雄 ウッディ小林 ●マグロを釣るのは罪なのか 水口憲哉 ●ルポ:シマザキフライズ・タイイングセッション フライの雑誌 112(2017秋号): amazon 
フライの雑誌-第112号 フライの雑誌大特集オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
身近なビッグゲーム 中村善一×島崎憲司郎 異分野対談 
画家の視線とシマザキワールド 後篇
○ニジマスものがたり 最終回 ─研究者として、釣り人として 加藤憲司
○連載陣も絶好調
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『フライの雑誌』第112号
本体1,700円+税〈2017年7月31日発行〉
ISBN 978-4-939003-71-4