今度はアグリーニンフでやってやりました

こないだアイカザイムでアユを釣って喜んだ。アイカザイムの生みの親は島崎憲司郎さんである(第109号特集◎カモ尻(CDC)大全参照)。

憲司郎さんによると、アイカザイムで水面をナニしてアユをたぶらかすのは誰でも考えつくことで、大きいのはそれじゃ釣れないらしい。

フラットニンフ(第98号)やアグリーニンフ(第111号)を結んで底ベタをナニしてごらんなさい、コイル仕掛けがいいかもよ、とおっしゃる。

こと釣りに関しては、欲望に対して素直なのが、わたしのいいところだ。

でかいアユ釣りたい。

さっそく試してみた。

108SP-BLの16番に巻いたタングステン金玉のアグリーニンフ(オポッサム&ヘア)で底をごりごりやると、この川じゃめずらしいサイズのカワムツがいきなり釣れた。幸先よろしい。
夏の名残りのオスもきた。金玉アグリーはでかめのオイカワもお気に入り。底ベタでも釣れるんだなあ。ダウンクロスの立ち位置からラインを張らず緩めずで、狙い目のポイントへ流し込んでいく。アタリは明確に分かる。アタリがなければ、立ち位置をかえたり、リーチで流しこむアングルに変化をつける。細かいメンディングも有効。ドライフライにこだわるとふつうにボウズをくらう。
緑のクロスオーストリッチをドロッパーに結んだら、オイカワが入れがかりだった。本バヤも3匹釣った。アユは、、、
来たよ、来ました、アユが来た。すげえ引いた。今日のアユはこないだのとは違って、狙って釣った一匹だ。超うれしい。
アグリーニンフ最恐。シマザキフライおそるべし。
こんな感じの瀬へ流し込んでアユ釣った。自慢じゃないが、過去数年間でアユは二匹しか釣っていない。やはりフライと狙い方が功を奏したものと思われる。ところで、瀬脇やフラットな水面では、見るからにでかい落ちアユ系がバンバン跳ねていた。ほんとはあれを釣りたいの。けっこうかなりしつこく狙ったけど、かすりもせず。むう。
というわけで、来年も全魚種券を買うのである
フライの雑誌-第112号 フライの雑誌大特集オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
身近なビッグゲーム 中村善一×島崎憲司郎 異分野対談 
画家の視線とシマザキワールド 後篇
○ニジマスものがたり 最終回 ─研究者として、釣り人として 加藤憲司
○連載陣も絶好調
・・・
『フライの雑誌』第112号
本体1,700円+税〈2017年7月31日発行〉
ISBN 978-4-939003-71-4 AMAZON
第111号(2017)よく釣れる隣人のシマザキフライズ とにかく釣れる。楽しく釣れる。Shimazaki Flies すぐ役に立つシマザキフライの実例たっぷり保存版! Amazonさんに在庫があります。アイカザイム、マシュマロ、バックファイヤーダン、クロスオーストリッチなどシマザキフライ関連掲載記事のバックナンバーは111号にまとめました。
『フライの雑誌』第 109号: 大特集◎カモ尻(CDC)大全 CDC来日30周年記念|知られざる真実と日米欧の最新事情、よく釣れるフライパターン/新連載「魚の性格」近藤雅之/豪華連載陣/シマザキフライズ with CDC 2016 島崎憲司郎 CDC新時代への扉をノックする。
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SHIMAZAKI WORLD13 『フライの雑誌』第98号|シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎 マシュマロブーム、北岡竿、この夏の収穫、ココロの舵
SHIMAZAKI WORLD13 text&photo by Kenshiro Shimazaki
新装版水生昆虫アルバム(島崎憲司郎著)
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