釣りがうまくなりたければ、

かつてカブラー斉藤氏は、有料のフライフィッシング・スクールについて、「釣りの一番面白いところをカネ払って自分で捨ててどうする」というような文章を、連載原稿に書いてきました。

それをそのまま誌面に載せたところ、予想以上にギョウカイ方面から非難され、部数切られて、泣きました。でも言い方はどうかと思うけど、カブラーが言ってることはそんなに間違ってないかなあ、とわたしは今でも思います。

釣りをおぼえたければ、うまくなりたければ、とにかく釣り場に立つことです。

釣りは場数です。水と魚が教えてくれます。

釣りがうまかろうが、やたらにへただろうが、本当はどうでもいいことです。好きでやってることに巧拙は関係ありません。

そして、上達すればその先が見えてきて、もっと面白くなるのもたしかかなあ、とわたしは思います。

オイカワとカワムツのフライフィッシングは、一年中できるし、釣り場は近所です。

そしてうれしいことに、オイカワとカワムツは、ほぼ野生魚です。自然に再生産している魚を自然の川で釣る喜びは、格別のものがあります。

赤タグ、牧浩之カラスのクイルボディに同カラスのネックファイバーをちょこんとのせて
秋は昼間っからデカイのが釣れすぐる。この子はたぶん今シーズン最重
フライを ほんの少し沈めてみる or 完全に浮かせてみる だけで反応が劇的に変わる時がある
分かりづらいけど一荷釣り。瀬のダウンクロスでイワシ級が2匹だとすごく引く。ここまで寄せれば人間の勝ち
フライの雑誌-第112号 フライの雑誌大特集オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
身近なビッグゲーム 中村善一×島崎憲司郎 異分野対談 
画家の視線とシマザキワールド 後篇
○ニジマスものがたり 最終回 ─研究者として、釣り人として 加藤憲司
○連載陣も絶好調
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『フライの雑誌』第112号
本体1,700円+税〈2017年7月31日発行〉
ISBN 978-4-939003-71-4 AMAZON
第111号(2017)よく釣れる隣人のシマザキフライズ とにかく釣れる。楽しく釣れる。Shimazaki Flies すぐ役に立つシマザキフライの実例たっぷり保存版! Amazonさんに在庫があります。アイカザイム、マシュマロ、バックファイヤーダン、クロスオーストリッチなどシマザキフライ関連掲載記事のバックナンバーは111号にまとめました。
SHIMAZAKI WORLD13 『フライの雑誌』第98号|シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎 マシュマロブーム、北岡竿、この夏の収穫、ココロの舵
SHIMAZAKI WORLD13 text&photo by Kenshiro Shimazaki