蓼科で鱒を釣る

FLYイナガキさん(愛知県)が主催した槻の池キャスティングスクールへおじゃましてきた。場所は、第95号特集◎オトナの管理釣り場でも紹介した蓼科の槻の池。今回は残念ながら台風接近で秋雨前線が活発化するという荒れ模様の一日だったが、とくに秋は毎年すばらしい美しい池。写真で紹介。

本誌連載中、FLYイナガキ代表の川本勉さん。フライロッドを持った川本さんの立ち姿はいつ見ても美しい。惚れ惚れするような姿勢の良さ。ジェントルオーラがにじみ出ている。
川本さんのキャスティングスクールは、川本さんのフライキャスティングをいっぺん生で見てみたい、という思いの参加者さんが多い。わたし堀内は立場上、フライキャスティングが上手な人はたくさん見ているが、川本さんのキャスティングは他の人のとは全然違う。それは、、、ここらへんは次号113号に書こうと思います。この写真は川本さんが1970年代後半のフライ界へ初めて提唱したテクニック、「逆ドリフト」を効かせているところ。ホールはいらないんです、という言葉に説得力がある
あまりにも力が抜けている川本さんのダブルハンドキャスティング。ここからラインのベリーが落ちずにしゅるしゅるしゅると赤いボートのはるか向こうまでフライが運ばれる。ためいきでます。よくあるダブハン握りしめて「どっせーぇえええ!」とぶん投げる筋肉マサカリ投法との違いはこの姿勢にすべてあらわれていると思います
ドライででた!
じつは釣れるところの一部始終を50メートル離れた小屋の中から見ていました。かっこよかったです
川本さんとビルダーの永谷拓明さんの会話。高度すぎて素人には理解できない感じ
永谷さんの新作1番ラインが乗るマダケ四角ロッドはすばらしかった。次号で紹介
名古屋へ戻る川本さんたちが帰っちゃったあと、ものすごい雨の中、すみません、おれ釣りました
槻の池のマスはどれもでかくてすごく引く。荒ぶる神に教えてもらったフライを自分なりに解釈してでっちあげた新作フライでやったった。この新作がなければボウズだったかも。うひょー。釣りは楽しいなあ
フライの雑誌-第112号 フライの雑誌大特集オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
身近なビッグゲーム 中村善一×島崎憲司郎 異分野対談 
画家の視線とシマザキワールド 後篇
○ニジマスものがたり 最終回 ─研究者として、釣り人として 加藤憲司
○連載陣も絶好調
・・・
『フライの雑誌』第112号
本体1,700円+税〈2017年7月31日発行〉
ISBN 978-4-939003-71-4 AMAZON
第95号|オトナの管理釣り場   日本のマス釣り場はわるくない  オトナがうれしい管理釣り場の条件とは  本誌取扱店が推せんする 全国オトナの管理釣り場33|オトナの管理釣り場 フォト紀行 北海道/岡山/長野 ちまたで話題の信州の管理釣り場を1泊2日で巡ってみた 堀内正徳立ち読みする この20年間で日本のマス釣り場はどう変わったか 本誌編集部 たった20年前、日本にキャッチ・アンド・リリースをうたう釣り場はゼロだった 上質な管理釣り場を気持ちよく利用する/管理釣り場マネジメント/木住野勇氏に聞く イギリスの管理釣り場事情 高橋健氏に聞く ─日本ほど簡単にフライで魚が釣れる国はない
第95号|オトナの管理釣り場
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