「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」の中馬達雄さんからの情報です。今朝から、春カマスの入れ食いをもたらす接岸が始まりました。「海フライの本3」によると、伊豆半島あたりでも、カマスの接岸時期はひと月はずれていないそうです。
4月から5月、アカカマスが産卵準備で接岸を始めます。夜明けのひと時しか釣れません。接岸が確認されてから4週間ほどたつと、暗い雨の日は一日中釣れるようになります。
夜明け直後には表層でナブラをたてて、活発に小魚を追います。ラインとフライを30〜50センチ沈めてリトリーブすれば簡単に釣れます。ナブラのない朝は0.5〜3メートルのタナでヒットします。太陽が昇るとカマスは沈むか、日陰にたまります。
5月から7月は、唐揚げで美味しいヤマトカマスの若魚(ピンカマス)が釣れます。市場には流通しないので珍重されます。シーズン始めの10~16センチのピンカマスは餌でもルアーでも釣れませんが、フライなら簡単に100匹釣りできます。濁った日なら一日中釣れます。
「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」102ページ
今釣れている40センチ級のアカカマスは6番ロッドをバットから絞ります。
そして春のアカカマスはとにかく美味しいのです。
目標は一日で三ケタだそうです。