本流スペイ釣りへ行ってきました。

おかげさまでたいへん売れている(当社比)、新刊『海フライの本3 海のフライフィッシング教書』(中馬達雄著)。編集企画に協力してくれた海フライの達人二人と、前々からの約束の本流釣りへ行ってきました。二人とは今年の1月にも九州で会っている。

羽田空港から八王子まで来てもらい、うちの車に同乗して本流へ。遠征釣りは道中の会話も楽しみ。九州ネタということで、中学校の合唱大会の課題曲は、團伊玖磨作曲「筑後川」だったと二人に言ったら、「そんな歌知らんねえ」。

なんと。昭和後期に東京で小中時代を過ごした子どもなら皆んな歌わされた「フィナーレを〜」ですよ。音楽の先生に「もっと感情をこめて!」と指導されて、こっちは見たこともない筑後川の河口をせいいっぱいイメージして讃えていたというのに。ショック。

くやしいので車の中で歌ってやった。筑後川、筑後川、そのフィナーレ、ああ〜。ついでに「木琴」も歌おうか? ちょっと暗いよ。「妹よ〜」ってやつ。なに知らない? まいがー。そういうどうでもいい時間がすぎるのがたのしい。

釣り場へ行く途中で寄った松井田のアンクルサムさんで出会いがあった。真竹ノードレス。ヤマメ釣りに気持ちよさそうな竹竿一本、九州へ渡りました。アンクルサムの小板橋さんへ二人を紹介するのに、「鹿児島の中馬さんのところの助さん・格さんです」と言っておいた。言うまでもなく黄門様は中馬さん。他のキャラは誰にしよう。風車の弥七はカッコいいから俺で。うっかり八兵衛は誰で、と言うと問題が起きそう。由美かおるは『海フライの本3』の表紙もゲットしたビジュアル系の福岡のチャンピオンで。
「これは釣れるでしょう」と雰囲気満点。
海のフライフィッシングの達人二人はスペイも上手。やさしく、ていねいに、余裕を持って。やっぱりフライフィッシングはキャスティングが大事です。
雰囲気だけはいいのじゃがなにもない。
はやいもう寝た。地面に落ちたやっこだこのよう。
3番ロッドならよかったね、というお魚が釣れました。
2番ロッドならもっとよかったかもね、というお魚がもうひとつ釣れました。
助さんがそこそこのを釣った。格さんも釣った。さすがやねえ。いちおう全員ボウズは逃れた。わたしがデカいのをバラしたことも一応言っておこう。
3日間でまともなアタリは各自2回ずつ。おっきいのは釣れなかったけど超楽しかったね。あっという間だった。さあ戻って「ブラックバス/ブルーギルのフライフィッシング」特集だ。
[フライの雑誌-直送便] 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。第113号差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042−843−0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。次号第114号は6月15日に発行します
フライの雑誌 113(2017-18冬春号): ワイド特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
○〈SHIMAZAKI FLIES〉シマザキフライズ・プロジェクトの現在AMAZON
フライの雑誌-第112号 オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」 表紙モデルは福岡のチャンピオン