「今年釣ったフライ、あまり釣れなかったフライ」はお役立ちです

いろいろ散弾乱れ撃ち。

ブラックバスのフライフィッシング特集114号を手にとってくれた、普段釣りなんかやらない知的なお姉さんから「じつはわたし何回かルアーのバス釣りはやったことがあるんです。」と。えー、まじすか。きれいなルアーに興味もったんだとか。「バスフライもきれいですね。」 はい、きれいなんです!

スタジアムでゴミ拾うのが日本の文化なら、ゴミの行き先がない原発を動かすのやめよう。日出づる国の御名の下に。

マシュマロ・スタイルの発祥を知りたいと言って、うちのバックナンバーの記事を選んで写真に撮ってメールで送ってくれませんか、などと依頼してきたから、無理ですと申し上げた。マシュマロ・スタイルのルーツなら、あなたの会社へ贈呈した第98号のマシュマロ特集号に載ってますよと教えてあげたら「読んでません。無くした」と。じゃあいいですよと再度本を贈ってあげたのに、着いたんだか着いてないんだか、お礼のメール一本も寄越さない。そんなノリで作った30年史のムック本を出すらしい、向こうの編集部は。

数年前にわが社の「海フライの本2」を盗用したので、抗議して向こうの編集後記でお詫びしてもらうまでの流れを、ふと思い出した。うちはやられたことは覚えてるし普通に書いちゃう。向こうのそういうノリは30年間変わらないかもしれない。30周年おめでとうございます。

もう渓流魚を大量に殺す時代じゃないんですよと、心ある釣り師や漁協や研究者やうちみたいな出版社は長年口を酸っぱくてして繰り返し言ってきたが、伝わらない相手には伝わらない。むなしくなるが言い続ける。第114号の中村智幸さんの日本釣り場論85もそのひとつ。

ペヤングの「超超超大盛GIGAMAX 2142カロリー」をコンビニ前でわしわしと食べている現場の兄ちゃんを見た。ラーメン二郎が20年前にだめになった自分は兄ちゃんのでっかい背中を見てふと「仮面の告白」を思い出した。やばい。

一昨日のオイカワのフライフィッシングはオス狙い。ソフトハックルで最初のオス、ストレッチ式アイカザイム20番で2匹目のオス。ヘッド&テールで飛び出してきた。ライズ多すぎて逆に激ムズだったね、という夕方1時間の釣りを以下写真で紹介。
一匹めのオス
フライ選択で珍しくものすごく悩んだ
2、3キャストでフライを交換する
いつものフライで出てこない
オポッサムのニンフをリーダーグリースでドライにする得意の戦法でいくつか
これもだめ
昨日はよかったこれも効かないよう。うへえ。
アイカザイム崩れで二匹めのオス。
やはりオスはいい。
極小イマージャーで数匹追加。こんな釣りしたくないよう。
第112号オイカワ/カワムツのフライフィッシング特集43ページの記事「今年釣ったフライ、あまり釣れなかったフライ」は、リアルなオイカワ釣りにすごく参考になると思います。
[フライの雑誌-直送便] 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。第113号差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネッ!
で受け付けます。第114号は6月15日発行
島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
フライの雑誌-第114号特集1◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング 特集2◎[Shimazaki Flies]シマザキフライズへの道1 島崎憲司郎の大仕事 籠城五年
フライの雑誌 113(2017-18冬春号): ワイド特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
○〈SHIMAZAKI FLIES〉シマザキフライズ・プロジェクトの現在AMAZON
フライの雑誌-第112号 オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies
フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」