【公開】日本フライフィッシングの軌跡 Ⅲ 勃興篇 『Angling』とその時代:『Angling』創刊号~第60号表紙&主要目次 ※『フライの雑誌』第87号(2009)掲載

【特別公開】

※『フライの雑誌』第87号(2009)掲載 特集◎日本フライフィッシングの軌跡 Ⅲ 勃興篇『Angling』とその時代 を公開します。(前編)

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◯シリーズ第3回の今回は1980年代初頭からの約10年間に注目する。

◯いま30歳代以上で当時からのフライマンは、国内初のルアー&フライ専門誌『アングリング』を必ず覚えているはずだ。創刊は1983年7月。まだまだマイナーだった舶来の釣りを親しみやすい切り口で広く紹介した、エポックメイキングな雑誌である。まさに一世を風靡した。『アングリング』がなければ、後のルアー&フライブームは起こらなかった。

○いま読み返してもその先進性とエネルギーは素晴らしい。ルアー&フライが新しかった時代がもう来ないように、こんな雑誌は二度と生まれないだろう。雑誌は時代とともに生きる。

◯私たちは先人が拓いた途の上にいる。途は半ばである。この先がどうなっているのか、ドキドキしながら歩いてゆける。

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【特別公開】『フライの雑誌』第87号(2009)掲載
日本フライフィッシングの軌跡 Ⅲ 勃興篇
『Angling』とその時代

LURE&FLY FIELD MAGAZINE
『Angling』創刊号(1983)〜第60号(1991)表紙

表紙は雑誌の顔であり、時代を映す鏡です。
いくつ覚えていますか。                  

『Angling』主要目次:No,1〜No,60:フライフィッシングを中心に あの年はこんな年・分かりやすい現代史年表付

1983年(昭和58年)のできごと
戸塚ヨットスクール事件・戸塚校長逮捕/中学生グループによる横浜浮浪者襲撃事件・10人逮捕/ロン・ヤス会談「日米は運命共同体」「日本列島浮沈空母化」/横路孝弘・北海道知事誕生/アキノ上院議員暗殺/ソ連が大韓航空機撃墜・269人行方不明/田中角栄実刑判決/「夕ぐれ族」摘発/「おしん」史上最高の視聴率60%/「積み木くずし」(高部知子)/「君に胸キュン(Y.M.O.)/「スチュワーデス物語」(堀ちえみ)/東京ディズニーランド開園/沖雅也自殺/「美味しんぼ」/「東京漂流」

創刊号 1983/7 
総力特集☆ザ・ブラックバス いま、なんといっても池原と七色ダム/巻頭研究レポート フローティングニンフの周辺(島崎憲司郎)/釣聖と愛弟子のダブ川(星野亮介)/西洋式毛鈎釣り師列伝 ジョー・ブルックス(芦沢一洋)/ターポン。カリブ海に炸裂す! 高田弘之・浜野安宏 2時間インタビュー/ロイヤルコーチマン一族と親しむ (渡辺隆)/俺たちのドライフライアワー(北村秀行/佐伯信行/下野正希/山田達也/富山誠一/中沢孝/太田新)/新井薬師の露天で見つけたファーロー(高田弘之)/世界の釣り最前線 パフフライとパーミット(J.ギブス)

第2号 1983/10
特集☆海へ向かうルアー&フライ 座談会 シーバスから南の巨魚へ!(古山輝男・若林務・徳永兼三・原田佐敏)/燃えるルアー前線 小笠原 沖縄・座間味島体験 珊瑚礁は俺たちが目指す新天地だ/四国のアメノウオ・フライ圏(北村徹、秋丸修一)/名釣り場・日本百景 十勝水系トムラウシ/奥日光・湯川からのレポート タシロニンフ(田代忠之・法之)/ビッグ・スカイ・モンタナの彼方(富沢次郎)/西洋毛鈎釣師列伝 シャルル・リッツ(柴野邦彦)/いま武装している海のマイフライ(北川明)

1984年(昭和59年)のできごと
ロス疑惑「疑惑の銃弾」/グリコ森永事件発生・かい人21面相/指紋押捺拒否闘争/ガンジー首相暗殺/「昨日悲別で」(倉本聰・石田えり)/「オールナイトフジ」絶頂期/チェッカーズ登場/「お葬式」/エリマキトカゲ大人気/長野県西部地震・御岳崩落/「イッキ飲み」流行/「ドラゴンボール」連載開始(鳥山明)/マイケル・ジャクソンがグラミー賞11部門/「金魂巻」(渡辺和博)/「Wの悲劇」(薬師丸ひろ子)/植村直己マッキンリーで滑落/高見山引退/「財テク」が流行語に

第3号 1984/1
特集1☆この冬のハンドメイド工房 TRY ROD BUILDING(マッキー・宮坂)、ウッドフライリール(多田一也)、真竹のフライロッド(滝川英敏)/特集2☆2番ロッドでなにができるか? 清流のナイフ ヤマベ(佐藤盛男)、湖沼のパンフィッシュ ブルーギル(渡辺隆)、日本のダークチャブ カワムツ(奥山文弥)/西洋毛鈎釣師列伝 ロードリック・ヘイグブラウン(高田弘之)/あの頃の偉大なる発明 スピニングリールの元祖たち(高田弘之)/ライトタックルでのフロリダターポン(ジェリー・ギブス)/思い出の東京アングリング倶楽部(加賀謹一郎、高田弘之)

第4号 1984/4
特集1☆出発する春のフライ&ルアー きらめきのヤマメ序曲(津留崎健)、雪降って日が照って 三陸は遅い目覚めのヤマメとアメマス(奥山文弥)、インジケーター派VS.ノンインジーケーター派のニンフとストリーマー(佐藤盛男、佐伯信行、中沢仁、今野豊弘、松浦稔、菊池篤博)/西洋毛鈎釣師列伝 フランク・ソーヤー(島崎鱒二)/ロッドビルディングのすすめ2(解説:マッキー宮坂、イラスト:マコ・カトウ)/特集2☆春のバシングノート 池原ダムのバス 食性と釣獲率(石丸益利)

第5号 1984/7
特集☆あらゆるフライパターン動員! この夏のプライムタイム専科 特別寄稿 風とフライ(アート・リー、高田弘之訳)、中禅寺湖のレイクピット作戦(今野豊・豊弘)、伝統釣法からの春ゼミブラウン(古牧秀夫)、銀山湖バックウォータ−のストリーマー作戦(佐藤洋一)/若き血のニュージーランド釣行(増田千裕)、イシダイ師からのターポン志願(丸橋英三)/テレストリアル・フライの研究と実戦(津留崎健、伊丹修一、村瀬正弘)/木で魚を釣った山高帽の紳士たちのロッド(高田弘之)

第6号 1984/10
特集☆ファイナル’84渓流から 釣行記 巻頭グラビア この夏のグリーンシャワー(津留崎健、秋丸修一、佐々木虹児・清児、加藤豊、花田耕次)/道東N川//西洋毛鈎釣師列伝 フランク・ソーヤー 第3回(島崎鱒二)

1985年(昭和60年)のできごと
日航ジャンボ機墜落事故/山口組vs一和会抗争激化/新風営法施行/阪神タイガース21年ぶり優勝!/桑田・巨人入団/中核派・国鉄通信ケーブル切断闘争/HIV広まる/「8時だヨ!全員集合」終了/「毎度お騒がせします」(中山美穂)/「夕やけニャンニャン」ブレイク/「金曜日の妻たちへ3」/投資ジャーナル事件/豊田商事事件/「日経マネー」創刊/「台風クラブ」(工藤夕貴)/たこ八郎死去/松田聖子・神田正輝結婚/新人類流行

第7号 1985/1
特集☆ハンドメイドは発言する! ヤマメ用ミニランディングネット(河澄なみひこ)、フライ派の振り分けバッグ(相川万里)、インドア派のヤーンロッド(渡辺隆)/うちのエリアの攻略指南 尾越レイク、東山湖、寄YGLルアーフライエリア、鹿留ホリディロッジ、宇都宮インターレイク/DJ法を知っていますか レオン・チャンドラーに聞く(高田弘之)/最後の晩餐はブルーダン(島崎鱒二)/長良川のシラメ作戦(花田耕次、高野健三)/私たちのレディスフィッシング 夢中派8人の場合(吉川秀子、沢部佐代子、羽賀三重子、広瀬健美、小野信枝、樋川裕子、大吉泰子、紙谷光子)/タフが売り物のウルフパターン(渡辺隆)/第2次大戦の落し子 グラスファイバー誕生までのスチールロッド(高田弘之)

第8号 1985/4
特集☆春の渓と湖のフライフィッシングバラエティー メイフライスピナーの魔力(アート・リー)、ヤマメ・アマゴ 誕生、成長、各地の個体と生態よもやま(斉藤裕也)、ハッチを見たカワゲラの渓 雪代を避けて魚野・毛渡沢に出かけた日(高野健三)、山陰ゴギとアマゴの里(津留崎健、秋丸修一)/新日本釣り場百景 池田湖 イッシーの湖のサルモニダエ ザ・池田湖 あの日あの時 俺たちのトロフィー、池田湖の歴史と未来 いつまでもモンスターの釣れる湖にアングラー一丸となって考えよう(中馬達雄)/渓流のリーダーシステム ドライフライにドラッグがかからない蛇行ティペット(加藤豊)、奥多摩ルアー・フライ問題いよいよ佳境に/オフシーズンのターゲット ネイティブマルタ(小野文彦)/水面上に高く浮くハンピー(渡辺隆)

第9号 1985/7
特集☆50センチオーバーバスのためのバシング フロンティア琵琶湖、全知全能で挑む池原(若林務)、河口湖のウィードレス・スメルト(伊丹修一)、山中湖平野ワンドのフライバシング(勝亦博彦)/ポーリーと釣ったウイリアムリバー(谷昌子)/アメリカドライフライの父セオドア・ゴードン(富沢次郎)/102㎝のレイクトラウト 現実のものとなった超大物狙い(松井英昭)/特集2☆海への追求! ルアー&フライ ボート・キャスティングのすすめ 沖縄・慶良間の海/走れ!ロウニンアジ(マッキー・宮坂)/わが青春のティエラ・デル・フエゴ(増田千裕)/テスト川から来た紳士たちの鹿留の休日(島崎鱒二、高田弘之、編集部)

第10号  1985/10
特集☆オータム・バシングへの出発/私のフライフィッシングノート 実戦のリーダー?X論 5Xの極細リーダーは絶対に尺ヤマメがいない場合に限られている。私の場合は人より太めで、毛バリもひと回り大きい。(沢田賢一郎)/ワーズワースの谷のブラウン(北村喜信)/ズバリ!その名は本流差し この夏を沸かせた魚野川支流の大ヤマメについて(福原直忠、高野健三)/西山徹講師のダイワヤングフィッシングクラブ林間学校報告/マイオールドタックルストーリー ダック・デコイ(高田弘之)/ホフマン/ファームを訪ねる(谷昌子)/クイル・ゴードンの誕生(富沢次郎)/フライ師たちの金峰山川(編集部)

1986年(昭和61年)のできごと
スペースシャトル「チャレンジャー」爆発事故/マルコス政権崩壊/渡辺美智雄「毛ばり」発言/岡田有希子自殺/東京サミット・ゲリラ闘争/地上げ・狂乱地下・土地バブル・バブル景気/亭主元気で留守がいい/「ファミコン通信」創刊/「天空の城ラピュタ」/「トップガン」/「ナインハーフ」/「聖闘士聖矢」/「塀の中の懲りない面々」/「ダンシング・ヒーロー」(荻野目洋子)/「本気」(マジ! 立原あゆみ)/「いまどきのこども」

第11号 1986/1
特集☆マイゲーム! ’85フィールドで何が起こったか? ザ・サマー・ラン カナダ・キャンベルリバーのスティールヘッドとサーモン(沢田賢一郎)/本栖湖の聖地に潜水する!(奥山文弥)/こだわりを持って海のフライフィッシングへ(鈴木寿)/好敵手として取り組みたい北海道のサーモン(沢田賢一郎)/NZのハネムーン鱒等で充実(品川博司)/放流魚の現状と今後(斉藤裕也)/ウォルトンの後裔たちの道具(高田弘之)/NZ 南十字星の国で出会った人々(韮塚順一)/3日間のデシューツリバー(谷昌子)/イワナのルアー釣り発祥の地銀山湖(常見忠)

第12号 1986/3
隔月刊化
特集☆ルアー探検「島」 八丈島の青物、神津島の磯ルアー、ヒラメを追って大島めぐり、サイパン新体験ボートフィッシング/早春のケーススタディ高原川(高野健三、鈴木寿)/随想 アイザック・ウォールトン(星野亮介)/フライフックこの尖兵たちの考察(渡辺隆)/ワナカの名ガイド ブルース・コリー(韮塚順一)/ブラックバス新地図 ザ・霞ヶ浦(村田基)/阪神バース、琵琶湖のバスを釣るの巻(西山徹)/芦ノ湖グリグリメソッド’86(野崎茂則)/バスプラグのルーツ アメリカ南部の勇者達(高田弘之)

第13号  1986/5
特集☆トロフィーたちの春の「湖」専科 6月上旬の黒又第2、中禅寺湖ルアー原住民岩崎一志の場合、芦ノ湖70㎝がやってくる黄金週間、伝説のミノー(野崎茂則)、風と濁りで本栖湖が騒ぐ 湖岸一周の気概がモンスターブラウンへの道(泉和摩)、秋田・大平湖/萩形ダム/素波里湖研究(奈良芳和)、ビッグワンの湖18選・この春の魅惑のミノーたち(編集部)/ノルウェーガウラ川のアトランティックサーモン(毛利多友)/西洋毛鈎釣師列伝 G.E.M.スキューズ(島崎鱒二)/英国の鱒釣り(島崎鱒二)/アイダホ・トレジャー・ハンティング(加藤誠、宮坂雅木、佐藤盛男、鈴木威男)/スキーナリバーのトロフィー カナダでいま熱いウインターラン・スチーリーのドライフライメソッド(古目谷登)/イエローストーンのコンクレーブ体験(谷昌子)

第14号  1986/7
特集☆よりフライマン的!緑の渓の教書 初夏からの渓の昆虫学(宮下力)、アプローチからラインコントロールまでの見直し(実技と解説:佐藤盛男)、ザ・奥多摩川 テクノポリスTOKYOの大ヤマメの川 地元のフライマンが教えてくれたタックル、好ポイント(編集部)、大ヤマメ育む奥多摩川の新たな光 奥多摩漁協と釣り人のはじめの一歩(中沢孝)、なぜ大ヤマメなのか? エコロジーオブ奥多摩川(黒石真宏)、効果的なシンセティックマテリアルフライのすすめ(松井徹)、最前線フライマンのアンケート:夏の日のフライパターン35

第15号 1986/9
特集☆にっぽん毛鈎師とその技法 ヤマメはゆっくり合わせたい瀬畑流、竹内実の剣羽根毛バリ、テンカラ竿のNZ鱒、古書からのゴロ蝶探索(多田一也)/産卵床に投げるな!芦ノ湖1・5Mに生きるブラックバスの父性愛(編集部)/大物師たちの太平湖(編集部)/フライフィッシングのオイカワ&ウグイ(多田一也)/ザ・ピスカトリアル・ソサエティ ヴァインズ少佐と訪ねた名門中の名門クラブ(島崎鱒二)/短期連載 華麗さと過激さを併せ持つその世界 ウエットフライ(沢田賢一郎)/ランディ・バースとリッチ・ゲイル 球中閑、時には芦ノ湖でルアー&フライ談義(平尾圭吾)

第16号  1986/11
特集☆いま、日本のバステクニック集/秋にはトップウォータープラグの標的 オランダ、フライズランド地方の旅で出会ったモンスター(残間正之)/祝子川 山の彼方に棲むニジ(井上博文)/麗しのイッチェン(島崎鱒二)/マジソンの至福(加藤誠、宮坂雅木)/世界のタシロニンフへ一歩 ‘86コンクレーブへ田代兄弟が日本から初参加/ウエットフライ 攻撃パターンをマスターする(沢田賢一郎)/タップス・インディスペンサブル(島崎鱒二)/スタイロフォームニンフはアメリカを席巻しそうだ(坂口正夫)/ヒメマスを追う本栖湖のモンスターたち

1987年(昭和62年)のできごと
国鉄・分割民営化/円、急騰/東証ダウ2万5千円/リゾート法施行/ニューヨーク・ブラックマンデー/沖縄読谷村日の丸焼き討ち事件/大韓航空機爆破事件/「男女7人秋物語」/「あぶない刑事」/「シバヅケ食べたい」/「マルサの女」/ゆきゆきて、神軍」/「サクリファイス」/「スタンド・バイ・ミー」/「ぼくの地球を守って」(日渡早紀)/「おらあロココだ!」/チッチョリーナ当選/「サラダ記念日」/アサヒ・スーパードライ登場/「ノルウェイの森」/『フライの雑誌』創刊/大乃国横綱

第17号  1987/1
特集☆’87へ実釣からのヒント&アドバイス 正確な遠投が功を奏した 利賀川源流の大イワナ(杉坂隆久)、世界に通用する川の生態系 尻別川のフライフィッシング(田代忠之、法之)、カナダ・キャンベルリバー ’87は開拓精神を問われる年(沢田賢一郎)、パラオのヒラアジ フライ派を骨抜きにした(村岸英昭)、サーモン風ヤマメを追って中流域のウエットフライ(松浦稔)、最前線ルアー&フライマンに聞く 実釣からのマイトロフィー/私の調べた長良マスの生活誌 放流魚も銀化し海へ降りる(柴田勇治)

第18号 1987/3
特集☆THE 解禁 キミはもう、胸ふくらむ第一投地を決めたか?! 極小26番フックの長良川(高野健三・石井等)、桜鱒吹雪の田子倉湖、馬場目川のヤマメとイワナ、グリグリメソッド・芦ノ湖一番、四国松山フライフィッシャーのアマゴの早春(高橋健一)、湖と渓流・全国解禁ガイド/釣りは男のロマンなのだろうか(谷昌子)/新連載A・ヘミングウェイの鱒釣りとその人生:ミシガン・トロントの青春期(芦沢一洋)/ティール・ブルー&シルバーのタイイング(横田征巳)/乱流フライ スイミング軌道(平林昌昇)/ABU6000Cは僕の釣りの歴史そのもの(則弘祐)

第19号 1987/5
特集☆黄金週間7人のBASS GAME/「Big Two Harted River」を読む(芦沢一洋)/大胆接近南国ヒラアジルアー・アタック!(奥山文弥)/五ケ瀬川支流日之影川のエノハ(井上博文)/偶然を必然にするウエイテッドニンフ(穂刈祥宏)/西会津に三つの春を訪ねる(渡辺良雄)/スロベニアの鱒(G.Lenzi・長友恵子訳)/新連載「水生昆虫」を考えてみる(宮下力)/日本記録! 82㎝、6・6kg本栖湖のヘビーブラウン(降旗章)

第20号 1987/7  表紙変更(内田進)
特集☆湖と渓流・この夏10倍楽しく! ここが違う「秘伝フライテクニック」集 ラトル音が誘うビッグトラウト(降旗章)、タシロニンフ・タクティクス(田代法之)、ウエットフライなら大ヤマメ(金野豊弘)、フリーストーンはテレストリアル天国(佐藤成史)/利別川・発眼卵放流しているカーティスクリーク(清水公彦、残間正之)/イトウの原野・サロベツ、猿払の遅い目覚め(成松欣彦)/ニックに見る青年期の釣りとその舞台(芦沢一洋)/古書にみるゲームの痕跡(多田一也)/デイブ・ヒューズのこと(谷昌子)/ボーンフィッシュ必釣全科(西山徹)

第21号 1987/9
特集☆トップウォータープラッギング/新連載 道東・西別川の野生たち、鱒と水生昆虫(田代忠之・法之・坂口正夫)/新連載ベーシックタクティクス ナチュラルドリフトと微弱なドラッグの間(沢田賢一郎)/マーチンリールとダイコースピア(しばた和)/中禅寺湖物語 鱒属の聖地が目指すもの(編集部)/雪国の流れを集めて育む魚野川(高野健三・若林聡)/カムループス鱒の聖域へ(品川博司)/熊野灘のフライF(松村一成・田中祥介)

第22号 1987/11
特集☆BASSピンスポット直撃テクニック集 ビッグトラウトへの近道 スーパーラトラー(降旗章)、ケミカル材料のフライ(松井徹)、/西別川徹底研究(田代忠之・法之・坂口正夫)/連載ベーシックタクティクス ドリフトとターンとドラッグ(沢田賢一郎)/この夏の源流アドベンチャー ブナ林のゴルジュ帯に尺イワナの群泳を見た(渡辺良雄)/秋色の馬場目と岩見(奥山文弥)/ハンス・ゲベッツロイターの半世紀/盛況だった池袋西武のフライ・ルアーF展(編集部)/小笠原はソルトウォーターフライフィッシングの別天地(鈴木裕二)

1988年(昭和63年)のできごと
円高・ドル安/アフガン・ソ連撤退開始/泉水博逮捕/リクルート疑惑発覚/アメリカ大統領にブッシュ/東証ダウ3万円/消費税導入/「朝まで生テレビ」/瀬戸大橋開通/「くうねるあそぶ」/「ベルリン・天使の詩」/「おぼっちゃまくん」/天皇重体/「MUGO・ん…色っぽい」/「危険な話」(広瀬隆)/最後の青函連絡船/日産「シーマ」/バブル経済絶頂期/金権政治

第23号 1988/1
特集☆効果的だからドロッパーシステム 傲慢なトラウト達へ時にはダブルプレゼント ウエットフライ(沢田賢一郎)、直結ニンフィング(杉坂隆久)、スナップフックでドロップ(松井徹)/サマーラン・スティーリー バンクーバー島の9月(沢田賢一郎)/日本の六角バンブー第一号 東作製Angling Club Special H.ハンターと東京アングリングクラブ(高田弘之)/パプアニューギニア・ジャングルのバスをフライで/朝日連峰のイワナの宝庫 木地山ダム本流/湘南ダンディー達のグレートバリアリーフ(丸橋英三)

第24号 1988/3
特集☆ファーストフィッシュ・ジ・イヤー 早春のウエットフライ 多彩な魚種に出会えるオープニングの芦ノ湖、年間の大物は春先に出る(沢田賢一郎)、春一番の長良川シラメ(杉坂隆久)、まずは放流マスがターゲット(野崎茂則)/ジョン・ベッツの新しい波 シンセティックマテリアル・フライの世界、フラットボディ・メイフライニンフのタイイングと解説(ジョン・ベッツ、山岸行輝)/新連載 キャッツキル物語(富沢次郎)/幻のニュージーランドフライ キウイの羽根を使ったマツーカ(高田弘之)/阿蘇高原のスプリングクリーク黒川(吉住益男)

第25号 1988/5
特集☆アーリーシーズンの鱒 ノルウェーの鱒、奥只見ダムの戦士たち、健在・中禅寺湖、雪代とウエットフライ(沢田賢一郎)、4月20日からの中禅寺湖・船から・陸から/フックアップ・ドライフライ(ジョン・ベッツ、山岸行輝)/テキサスリグワームで一発狙い(若林務)/僕の故郷はキャンベルリバー(梅村英二)/キャッツキルFFセンター(富沢次郎)/島牧村の海アメマスフィーバー(全国誌初:川奈部裕文)/IGFA.ターポン・フライシステム(武田一広)/26回国際フィッシングショー、66000人来場

第26号 1988/7
特集☆思いっきりSummer 梅雨の合間の合流点あたり 新潟県三面川・高根川 大らかに昼下がりの瀬 東北秋田の渓流 大役内川、薄久内沢 高野健三、北川明、葛城伸一/盛夏こそウェットフライ 浮かせるか沈めるか「水面下数センチの世界」(沢田賢一郎)/新連載 阿寒の野生を追う(田代忠之・法之、坂口正夫)

第27号 1988/9
特集☆渓のプレゼンテーション ウエット&ドライ NZランディッキ川のレインボー、小ポイントをこまめに狙う(高野健三、佐藤盛男)、ドロッパーでの源流部狙い(沢田賢一郎)/ブロンズバックの故郷に遊ぶ(吉村晴夫)/フロリダフィッシングナウ(ヒロ内藤)/連載9 カゲロウの羽化(宮下力)/乗鞍・小八賀川の源・JFFミーティングの丹生川村(浦野英二)

第28号 1988/11
特集☆パワーウェットの世界 目標は40ヤード先の巨魚 キャスティング、流し方、初めてのパワーウェット・フライフィッシング・マニュアル 13頁ぶち抜き(沢田賢一郎)/南半球トラウト王国 タスマニア全調査(渡辺貴哉)/新連載 ゆみのF.F.トリップ 7月のナカガワ真っ昼間のドピーカン 芦の葉影の大ヤマメ(むらかみゆみ、しばた和)/クラブレイク中禅寺 我々の夢はここにあり

1989年(昭和64年/平成元年)のできごと
リクルート事件/参議院与野党逆転/天皇崩御/女子高生コンクリート詰めコンクリート詰め殺人事件/幼女4人連続誘拐殺人事件/朝日サンゴ記事ねつ造事件/天安門事件/宇野首相愛人で辞任/東証ダウ3万9千8百円/中森明菜・マッチの部屋で自殺未遂/ベルリンの壁取り壊し/「24時間たたかえますか」/「魔女の宅急便」/「ミステリー・トレイン」/「東京ラブストーリー」/「ちびまるこちゃん」/ボジョレ・ヌーボーブーム/猪木当選

第29号 1989/1
特集☆2尺ヤマメ・サクラフィーバー 世界に誇るスーパーゲームフィッシュ 謎に包まれた生態 パワー・ウエットを駆使して2尺ヤマメを追う ドリフトが最後の決め手(沢田賢一郎)/究極のフライゲーム「カジキ」(丸橋英三)/冨士の麓でブラウン狙い 東山湖フィッシングエリア、湧水の加賀フィッシングエリア/フェゴ島アドベンチャー/高邁なるアングラーの構図最終回(多田一也)/バンブーロッドの魅力 HARDY製品ロッド年度別認識番号早見表(高田弘之)/東北行脚(柴田かず、村上ゆみ)/アラスカ・スクエトナ、サーモンパラダイスの六日間(稲見一郎)

第30号 1989/3
特集☆チャレンジ! 2尺ヤマメ 食性からのチェリーサーモン・フライ グレート・セッジ・サーモン、アクアマリン(沢田賢一郎)/繊細さの極みシラメ シラメのリーダーシステム(杉坂隆久)/ブレイデッド・テーパーリーダー・システム(森宏太郎)/意見広告「奥多摩川にキャッチ・アンド・リリース区間を。」/最強のスチールヘッド、トンプソンリバー(沢田賢一郎)/新連載私の出会ったFF教書(谷昌子)/阿寒に野生を追う最終回(田代忠之、法之、坂口正夫)/座談会・海のルアーゲーム

第31号 1989/5
特集☆ザ・アメマス 道南野塚、江ノ島海岸、瀬棚、太櫓、見市/新連載 オービス物語(瀬戸昭則)/速報! 平成元年の2尺ヤマメ(沢田賢一郎)/ニュージーランドフライの裏話 マラード・スメルト、レッドセッター、タウポタイガー、ミセスシンプソンなど(高田弘之)/軽井沢湯川の春 ハッチとプライムタイム メイフライを中心にした各月ごとのハッチ・チャートとそのフライ(佐藤成史)/クイーンシャーロット島探釣報告 未踏査の北部地区を行く(編集部)

第32号 1989/7 表紙変更(つがおか一孝)
月刊化

特集☆芦ノ湖に鱒派集合! フィールドをミノーで語ろう/マジソンリバー・コネクション(佐藤成史)/スリックウオーターの大物狙い ドライフライ篇(杉坂隆久)/オービス・1874年フライリールの誕生(瀬戸昭則)/ウォルトンの国の鱒事情 家鴨の下をブラウンが泳ぐテスト川やイーデン川などから(秋月岩魚、沢田賢一郎)

第33号 1989/8
特集☆見た! シベリア原野の巨大魚 アムール川のタイメン、レノック(五十嵐明朗)/特別座談会 桐生の奇才三人衆 フライフィッシングを語る 渡良瀬川や水生昆虫のこと、そしてF.F.の楽しさなど(島崎憲司郎・南雲成次・桑原裕)/タイイング&ストーリー ハリススペシャル(横田征巳)/ナチュラルドリフトそして抜き上げ ウエットフライ篇(杉坂隆久)/脱鱒派フライマンの淡水魚釣考(浦野英二)

第34号 1989/9
特集☆やっぱりトップウオーター 真髄三人衆/チリ ジャンキウェ湖のトルーチャとサーモン(角敬裕)/スモールマウスバスの新天地スネークリバー(吉村晴夫)/オービス物語4 新しいバンブーロッド 樹脂含浸工法の開発(瀬戸昭則)/みちのく紀行 白神の渓で出会ったモンカゲロウのスーパーハッチ(佐藤成史)/桂川にセッジ舞う頃(杉坂隆久)/英国紀行3 釣魚大全の川(秋月岩魚、沢田賢一郎)

第35号 1989/10
特集☆渓流と湖 いま最前線のリーダーシステム 20人の場合(小野訓、河部一由、中島誠也、田代法之、渡辺良雄、小清水敏彦、桑島博史、伊藤勝、川杉剛史、加藤庄平、鈴木寿、岩井渓一郎、上橋憲一、池田修、田中祥介、池田浩悦、島崎憲司郎、黒石真宏、杉坂隆久、森正幸)/精進湖のバスバギング(島津靖雄)/わがグランド・スラム ポカペイラ(斉藤よしろう)

第36号 1989/11
特集☆ザ・アカメ 南国の巨大魚探釣 バラムンディー、ナイルパーチ、アカメ 高知県下の代表河川 伊尾木川河口での10・1kg フライで狙うアカメ/蘇った黄金時代ガッカリバー(佐田一郎訳)/新連載イマージャー・フライフィッシング(山岸行輝)/追良瀬の源流 神秘のブナ原生林を行く(鈴木康之)/FFF 1989コンクレーブ報告(坂口正夫)

第37号 1989/12
特集☆1989 フィールドから 30㎞行軍したクール川のタイメン(五十嵐明朗)、本流のスーパーヤマメ(渡辺良雄)/スキューズが提唱した表層下捕食の事実から(山岸行輝)/トム・モランのリバーカーン(野澤美幸)/阿寒の向こうにビッグホーン(田代忠之・法之・坂口正夫)/ソルトウォーター報告 八重山の烏賊餌木(鈴木文雄)

1990年(平成2年)のできごと
ドイツ統一/東証ダウ2万円割れ/1ドル158円/人面魚大人気/「Noと言える日本」野茂英雄投手が新人賞・4冠・MVP/青秋林道中止/湾岸危機/「伝染るんです」/勝新太郎・パンツにコカイン隠す/「あげまん」/「イタメシ」/「みつぐ君」/プールバー流行/「アッシー君、メッシー君」/卑弥呼デビュー

第38号 1990/1
特集☆僕らのシーバス列島 今どきのシーバスルアー、浜名湖今切口、最上川河口、米山海岸、大洗周辺、花水川河口、南紀、加太港、神戸港、石川加賀海岸、太田川、仁淀川河口、四万十川、八郎川河口、川内川/パタゴニア・ティエラデルフエゴ(角敬裕)/フィエスタのタイイング(横田征巳)/成熟したニンフのイマージュ・プロセス(山岸行輝)モンタナの大河ミズーリを釣る(坂口正夫)

第39号 1990/2
特集☆13人のシーズンイン そのフィールドとフライ・タクティクス(島崎鱒二、松井徹、山岸行輝、村島徳治、松村一成、坂口正夫、杉坂隆久、小野訓、河部一由、しばた和、田代法之、佐藤成史、渡辺隆)/早春のサクラマス/鱒釣りロマンティック街道 ドイツ国境のFF(紅林文男)/2尺ヤマメに懸ける想い 雪代の頃のパワーウェット・テクニック(沢田賢一郎)

第40号 1990/3
特集☆春の湖 ビッグワン攻略 巨大岩魚の銀山湖、雪椿の頃の田子倉湖、朝一番のグリグリメソッド、池原ダムのノボリ、奈良坂本ダムのブラウン、/甲斐路の春 ヒメフタオのハッチする渓で(佐藤盛男)/ビギナーのためのフライタイイング ライトカヒル(漆原孝治)/開高健さんの思い出と銀山湖(佐藤進)

第41号 1990/4
特集☆狙いは本流大ヤマメ 餌の多い太い流れに女王達は潜む 山形小国川、宮城名取川・広瀬川、新潟魚野川、栃木箒川、長野遠山川、富山庄川、長野姫川、岐阜長良川/新連載 フライキャスティング講座(小野訓)/新連載 里衣と一緒にフライフィッシング(岩崎里衣)/初めてのタウポ(中村正人)/1990東京国際フィッシングショー 来場10万人突破/新豊根ダムみどり湖のモンスターブラウン

第42号 1990/5
特集☆ステージは水面下 ミッジ・ピューパ、ハーズイヤニンフ、PMDフローティングニンフとコンパライマージャー、モンカゲロウ・フローティングニンフ、カディスイマージャー、モットルドメイ、イエローウイングフライ、アカマダラフローティングニンフ、ティーニーニンフ、リーチ、フラッシュ、/カナダオイスターリバーのシーランカットスロート釣り(今井博康)/キャム・シーグラーの狩野川/新連載アングリングフライパターンブック

第43号 1990/6
特集☆私をキャンプに連れてって キャンプ&フィッシングへの招待 志戸前川で野営美学、銀山湖のバックウオーター、千曲川の梓ダム、河口湖真夏のバスバギング、和歌山北山川の銀ピカノボリと本流アマゴ、各釣り場最寄りのキャンプ場案内、釣りのできる全国キャンプ場ガイド52/宮崎椎葉尾前渓谷(山崎二六男)/新連載オールドバスルアーコレクション ザラゴッサ(佐藤充)

第44号 1990/7
特集☆トップウオータープラッギング ルアー紹介篇、体験からの讃歌篇/NZ南島のブラウン オマラマからパリンガ湖へ(斉藤完治)/より完ぺきな毛鈎を巻くために13(渡辺隆)/キャンプフィッシング閉伊川のふところで(安斉しのぶ)/フライを選ばなかった奥飛騨荒城川(吉田浩)

第45号 1990/8
特集☆沸騰!ソルトウーターゲーム 釣らせる船全国データベース、ルアーマン達の夜明け銭洲、加太港通い7回目日本記録のブリ/パンタナルのドラド(河合彰一郎)/カヌーイング&フィッシング熊野川ノボリを求めて/スズキ、ターポン、セイルフィッシュ レコードを逃さないラインシステム研究

第46号 1990/9
特集☆パックロッドが面白い 便利なだけが取り柄じゃない、ザ・ランカー/タイメンの原野へ! シベリア・マダガン地区探釣(五十嵐明朗)/アングリングニュース「トラウト・フォーラム」が発足/mオーバーがアベレージ 四国のドルフィン/久米島 オフショアから、リーフから/目撃!バスの子育て 水中記録家が見たバスの産卵床物語(田口哲)

第47号 1990/10
特集☆管理釣り場の鱒を楽しむ 鹿留、加賀FA、上永野FA、宇都宮インターレイク、リヴァスポット早戸、はまいば釣りセンター、忍野FA、寄居YGL、東山湖、角川ファミリーレイク、北田原鱒釣り場/ドライフライで挑むスキーナ支流バークレー川のトロフィー・スティールヘッド(ドライで初:今井博康)/魚止め滝探索 初秋の秋田玉川源流部(鈴木康之)/晴れた日のコーチマンウルフ 会津湯ノ岐川(野沢美幸)

第48号 1990/11
特集☆秋からのスズキ前線 ミノー、ポッパー、バイブレーション、ジグ/ベネズエラのゲームフィッシュ ホワイトマーリン、スヌーク、ピーコックバス、ターポン(丸橋英三)/FFF25周年コンクレーブ・レポート(坂口正夫)/スピナーベイト活用法(アイアン横山)/養沢川でキャッチ・アンド・リリース調査/セイルフィッシュもやってきたこの夏の沼津片浜海岸

第49号 1990/12
特集☆1990フィールドから パワーウエットでサクラマスが初めて釣られてから3シーズン目 朗報は釣るべくして釣った人たちだった(沢田賢一郎)、それぞれのサクラマス(廣瀬弘幸、平岩豊嗣、桑島博史、池田修、秋本國勝、杉坂隆久、高島彰、前定賢三)/大ヤマメの里 伊南川支流黒谷川/ライトタックルを確信、そしてCDC(岩井渓一郎)/FFカントリーに見るキャッチ・アンド・リリース1 シルバークリーク(編集部)/ドライフライで楽しむ小春日和の江戸川ワタカ(村瀬正弘) 

1991年(平成3年)のできごと
湾岸戦争/多国籍軍・バグダッド空爆/牛肉・オレンジ自由化/ユーゴ内戦/ソ連消滅・エリツィン大統領/「きんさん・ぎんさん」/雲仙普賢岳爆発・火砕流/「無能の人」/「おもひでぽろぽろ」/髪結いの亭主」/「マッチ工場の少女」/「スラムダンク」(井上雅彦)/「ナニワ金融堂」/千代の富士引退/宮沢りえ「サンタフェ」/成田エキスプレス開通/「どんなときも。」

第50号 1991/1 編集長 山田安紀子
特集☆ワールドフィッシング ボヘミアの森の鱒釣り チェコスロバキアFF紀行(紅林文男)、カナダ・オカナガン湖のスーパーレインボー、シューティングレッド(鉛)&海で釣るNZ北島のキングサーモン(安斉久・しのぶ)/最終回ビギナーのためのフライタイイング ヘアーバグ ポッパー(漆原孝司)/俺たちにオフはない 真冬でも表層 加賀FA

第51号 1991/2
特集☆水生昆虫入門 虫を観てFFの実戦にいかす (文・坂口正夫、イラスト・栂岡一孝)/短期新連載 ルースニングを検証する1(里見栄正)/長良川解禁の頃(高野健三)/長良川サツキマス物語(柴田勇治)/やっぱり狙いはスーパーサイズ 春までの本栖湖FF(白石健一)防波堤・船溜まり 北浦&霞ヶ浦のバスのヘチ釣り(高野上)

第52号 1991/3
特集☆早春の渓へ 19パターン 解禁を釣る俺たちのフライ(小清水敏彦、小野光興、菅原清、赤松拓、倉上稔、中村正人、野中角宏、高橋一郎、河部一由、秋本國勝、川野信之、森村義博、寺七章介)/本栖湖ハンター達の日(編集部)/始めたい・とどかないキミに見せるフライキャスティング講座12 ロングキャスト(小野訓)/長良川サツキマス物語2 シラメとその行動(柴田勇治)

第53号 1991/4
特集☆ハイプレッシャー下のFF戦術 下流域での待ち釣り ハッチを観察ダウンクロス(鈴木康之)、ハイフロート&ダウンクロスはなぜスレた魚に強いのか(西山徹)、奥多摩川 狙いは定期的なライズ(文・川杉剛史、写真・山城良介)/3つの条件に7つのリーダーシステム(杉坂隆久)、いまどきのティペットカタログ/短期連載3 ルースニングの基本テクニックと応用(里見栄正)/新連載 THEフィッシングこぼれ話(西山徹)/シラメの行動と食性(柴田勇治)/JFF10周年アニュアルミーティング

第54号 1991/5
特集☆ザ・トロフィー 実現へのマイ・タクティクス ワカサギ遡上の頃の大イワナ(杉坂隆久)、風とワカサギを読む芦ノ湖(山崎小雲)、中禅寺湖の異次元(藤田真一)、軽井沢湯川の37㎝ヤマメ(河澄なみひこ)、ショートバンブーで狙う北海道の尺ヤマメ(畠山篤)、多摩川のコイ(小林秀文)/釈迦の国の巨大魚 マシアー(河合彰一郎)/アンデスの恵み 北部パタゴニア 巨大ブルックやブラウン(池田和行)/大都会のトラウト・ストリーム(米澤純爾)/秋のアンプカリバー デニス・ブラックとのスティールヘッド(谷昌子)

第55号 1991/6
特集☆だからトップはやめられない/マシアー ワールドクラスのゲームフィッシュ(古目谷登)/最終回ルースニングを検証する 食性とニンフ・フライ(里見栄正)/ベストシーズンは雪代の終わりから梅雨の終わり 狙って釣ろう、大型渓流魚(杉坂隆久)/スペイリバー紀行(今井博康)/職漁師から学ぶサツキマスの釣り(柴田勇治)

第56号 1991/7
特集☆テレストリアル・フライ 緑が告げる主役交代(岩井渓一郎、佐伯信行、小野訓、渡辺隆、萩克己)/忍野倶楽部が誕生/南アフリカ・ボツワナ フライで挑んだタイガーフィッシュ/リー・ウルフ 偉大なるアングラーの死(山岸行輝)/狙って釣ろう、大型渓流魚2 本流からの疎水を探せ(杉坂隆久)/岩井渓一郎FFスクール 風薫る千曲川・川上/デイヴ・ヒューズとのエルククリーク(谷昌子)/またまたワールドレコード これがルースターフィッシュ(丸橋英三)

第57号 1991/8
特集☆僕たちのランカー/ビッグ・タイメンの聖域 シベリア・トゴール川(編集部)/岩手県薬師川 増水時のヘチ狙い(柳原釣童)/アカショウビンに出会える渓へ 寒河江川(安斉しのぶ)/ジム・ティーニーとワールドレコードを生んだそのフライ(佐伯信行)/JFFから6年の歳月をかけて「THINK TROUT」発刊/グッド・フィッシング・ザ・ミヤギ1991開催/様変わりしてきたサツキマス(柴田勇治)

第58号 1991/9
特集☆ソルトウーターゲーム真っ盛り/宮古島のGT、相模湾のシイラ、今からの銭洲、新天地式根島/熱血ガイドとの西表島はいむるぶしシャロー(西山徹)/準備に一ヶ月 パタゴニアの天国の谷間 ファニャノ湖探釣(増田千裕、住田一仁)/ティーニー・ニンフの効果とそのタイイング(佐伯信行)/秋田藤琴川尺イワナの乱舞(編集部)/本流ヤマメのための3条件(渡辺良雄)/長良川サツキマス物語8 魚達の川から人間達の川に(柴田勇治)

第59号 1991/10
特集☆シーバスのTide&Time/アラスカ・ゴールデンホーンロッジの夏(編集部)/秋田早口川キャストも楽し変化に富む渓(編集部)/新連載CADDISと鱒 カゲロウをしのぐ餌生物としての役割(田代忠之・法之)/「河は眠らない」文学碑建立/長良川サツキマス物語9 人間のための河川改修と災害 そして魚たちは…(柴田勇治)/愛嬌者はミノーがお好き 岸からのカサゴ(村越正海)

第60号 1991/11
特集☆管理釣り場 止水と流れ 加賀FA、上永野FR、リヴァスポット早戸/リオ・ブレノを目指した徒歩8日間(増田千裕、住田一仁)/トビケラとフライフィッシング2 ラーバ時代の釣り 口から糸を出して流下する種などその生態に合わせた鱒の誘い方(田代忠之・法之)/米代川サクラ狙いは夢と信念(編集部)/格好よくきめたいキミにフライフィッシャーマンのファッション講座(杉坂隆久)/ファジーニンフのポーリーと8年ぶりの再会(谷昌子)/イエローストーン紀行(小野訓、瀬畑雄三、渡辺隆、杉坂隆久)/長良川サツキマス物語 治水・利水と魚達との共存(柴田勇治)

第61号 1991/12
特集☆流れを読む ズバリ!ここがドライポイント 文章と写真20頁(文・岩井渓一郎、写真・編集部)/岩井渓一郎、道南減流域を釣る/FFFコンクレーブ1991レポート(坂口正夫)/根津甚八さんのタイメン 北村秀行さんと極寒地シベリアを釣る/長良川サツキマス物語 受精卵の発眼と孵化と成長(柴田勇治)/ビッグファイト宮古島 25㎏ロウニンアジ(杉山不二雄)/夢実現パラオの海(露口義司)

★今読み返して古くないどころか、むしろ飛ばし過ぎではと感じる企画も多い。当時どれだけの人が理解できたのか、理解できなさが余計に夢をかき立てたのか。

「いま」、「俺たちの」、「仲間たちの」といったタイトリングはまさに『アングリング』の世界観を体現していた。

新しくてエキサイティングなルアー&フライを、〝いま、俺たちが〟創っているんだという一歩も引かない気合いがにじみでているように思う。

そんな「フライマン幻想」に魅入られた方は多いのではないか。私もその一人です。(堀内)

・・・

※後編〈特別座談会 山田安紀子×高田弘之×つがおか一孝
〝初めて〟を創る。〉は近日公開予定です。

山田安紀子
1938年生。1973年産報出版入社。『フィッシング』、『別冊フィッシング』の編集を経て、国内初のルアー&フライ専門誌『アングリング』を創刊。後に編集長をつとめる。様々なムーブメントを仕掛け、人材を発掘。ルアー&フライの勃興期を編集者の立場から演出した。

高田弘之
1925年生。日本疑似餌釣連盟(JLAA)、ジャパン・フライキャスティングクラブなどの創設に関わる。誰もが認める日本のルアー&フライ界のパイオニア。温厚で剛胆な人柄を慕う人は多い。著書、寄稿は膨大。’81年、忍野で当時のアメリカ大統領カーター氏に日本の釣りを案内した。

つがおか一孝
1950年生。イラストレーター&エッセイスト。広告・出版のイラストを広く手がけている。『アングリング』、『フィールド&ストリーム日本版』ほか雑誌、書籍の表紙など多数。現在は神奈川県葉山町に住み、歩いて5分の海で毎日フライフィッシングを楽しんでいる。

※多くの釣り人を導き、「高田先生」と呼ばれて尊敬された高田弘之さんは残念ながら2017年に亡くなられた。『フライの雑誌』第114号につがおか一孝さんによる追悼描きおろしイラストと文章を掲載しました。

創刊号~第12号
第13号~第24号
第25号~第36号
第37号~第48号
第49号~第60号
フライの雑誌 第87号(2009) ※品切れ
島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
フライの雑誌-第114号特集1◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング 特集2◎[Shimazaki Flies]シマザキフライズへの道1 島崎憲司郎の大仕事 籠城五年
フライの雑誌 113(2017-18冬春号): ワイド特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
○〈SHIMAZAKI FLIES〉シマザキフライズ・プロジェクトの現在AMAZON
フライの雑誌-第112号 オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies
フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」