ブラウントラウトの成魚オスは斑点で個体識別がとても分りやすい。以前釣ってリリースしたブラウンをまた釣った、何センチ大きくなっていた、という凄腕さんの話をよく聞く。芦ノ湖でも中禅寺湖でも。
夢がある。
オイカワの成熟オスも、体側の横縞で個体識別がかんたん。ただオイカワはいったん成熟して産卵行動に参加すると、その年にぜんぶ死んでしまうという。
いのち短し、恋せよオイカワ。
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カブラー斉藤氏に電話したら、いま書いてる原稿が超大作になると言われた。例によって今春の北海道釣行記だが、遠征準備の描写だけで10万字になって、まだフェリーにも乗ってない、北海道いつ着くかなぁ、と言う。
あのそれだと原稿が完結するまでこっちが生きてるかどうか自信がないです、せめて前後編の二回分にまとめてくれませんか、と頼んだら、
「無理だな」と。
しかも、今回はいい魚を釣ったから、すぐには魚を出したくないんだ、と尊大に渋る。トルストイかよ。
そんなこんなで深夜のやり取り70分。眠い。
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おかげさまでブラックバス/ブルーギル特集の第114号の残りはわずかになりました。第114号が予想以上に売れてくれたので、次号第115号を10月中旬に発行することができます。第115号もいろいろすごい企画を準備しています。
読者の皆様のご愛読に感謝します。
フライの雑誌-第107号
再発見・芦ノ湖の鱒釣り ブラウントラウト、サクラマス、ニジマス、イワナ… 箱根・芦ノ湖の今と可能性を考える
特集1◎再発見・芦ノ湖の鱒釣り
芦ノ湖は今、どうなっているのか 野津昌生
芦ノ湖ポイントマップ/芦ノ湖のワカサギ、サクラマス、ブラウントラウトのライフサイクル(text&illust. 野津昌生)今までの芦ノ湖|大放流時代からの移り変わり 釣りブームに湧いた湖畔/放流が減れば、釣り人も減る/水質改善/芦ノ湖は、きれいになった/いち早くワーム、撒き餌を禁止/美しい主役たち/夢のサクラマス/伝説のモンスター・ブラウン/誰にでもチャンスがある
現在の芦ノ湖|〝きれいなマス〟を釣りたい 難しくなった芦ノ湖/再考・ニジマス成魚放流/成魚放流ニジマスの生態/食いしん坊なニジマスの末路は/減っているブラウンの成魚放流/芦ノ湖のワカサギ網漁の実態/なぜワカサギの接岸が少ないのか/「ワカサギ革命」/きれいなマスを育てたい/芦ノ湖のサクラマス、驚異の成長/九頭竜川のサクラと比べてみる/サクラマス〝奇跡の稚魚〟/60cmオーバーの芦ノ湖サクラ・ラッシュ/ブラウントラウトの稚魚放流は効果的か/養魚場周辺を禁漁区に/「ブタマス」とキャッチ・アンド・リリース/ブラウンはなぜ大きくなりやすいのか/芦ノ湖イワナの可能性/イワナは厄介者?/エゾイワナは越年する/芦ノ湖にオショロコマ
これからの芦ノ湖|誇り高き湖へ 芦ノ湖はしょせん釣り堀か/漁協、釣り人双方の意識改革を/自分たちの釣り場は、自分たちで守る
コラム: できることは全てやっておく。大崎和浩/インタビュー 芦之湖漁協組合長 野崎茂則さん/フライショップに聞きました 芦ノ湖の魅力は何ですか
オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2) フライフィッシングの魅力いっぱいの身近なビッグゲーム 人気特集第二弾