文京区茗荷谷、マッキーズさんへ行ってきました

文京区茗荷谷、マッキーズさんへ行ってきました。フライフィッシング界のレジェンド、宮坂さんにオイカワ釣り用のフライロッドを作ってもらいます。

20代の半ばから、マッキーさんには何本も竿を作ってもらっている。いろいろと生意気なことを注文した。今思うと、わたしの言葉はツルツルと上っ滑りしていた。

もちろん宮坂さんはお見通しだったはずだ。受け売りの知識と勝手な印象と、ブレまくりの嗜好を振りまわす若僧相手に、よく相手してくださったなと思う。

今日は、誰の言葉でもなく自分の言葉で、自信をもって、欲しいフライロッドのイメージを表現することができた。わたしも自分なりにフライフィッシングの経験を重ねてきた結果なのだろう。

なにしろしかもオイカワロッドだし。年間100日近く10年もオイカワ釣ってれば。そりゃねえ。

わたしの過剰なオイカワ釣りへの熱量が宮坂さんにも伝わったらしい。「やっぱり面白いのがいいよね」といいながら受け止めてくださった。

そんなお店と客との関係性が、きわめてフライフィッシング的だと思う。

鼻水たらした子どもの頃からわたしは、互いの趣味を尊重しながら一歩も引かない、こういう地に足の着いた大人と大人のやりとりの世界に憧れていた。

茗荷谷
作業場
組みかけのブランクス
やっぱり宮坂さんはカッコいい。次号にページ作ります。
[フライの雑誌-直送便] 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。第113号差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネッ
で受け付けます。第114号は6月15日発行
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〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
フライの雑誌-第114号特集1◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング 特集2◎[Shimazaki Flies]シマザキフライズへの道1 島崎憲司郎の大仕事 籠城五年
フライの雑誌 113(2017-18冬春号): ワイド特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
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フライの雑誌-第112号 オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies
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『葛西善蔵と釣りがしたい』(堀内正徳)
『葛西善蔵と釣りがしたい』(2013年5月16日発行)