あの日食べた広島風お好み焼きの味を僕達は忘れない。

弊社のウェブ担当が、フライの雑誌社ウェブサイトのサーバを最新のいいのに替えてくれました。ページがパッパッパッと開きます。光速を体感してください。ウラシマ効果も期待できます。若返っちゃうかもしれません。

昨日行った漁協事務所の窓口のお姉さんは、「こんにちはー。釣り券くださーい」と声をかけたらイヤホンの片方だけ外して、うろんな視線でこっちを見やり、無言で奥の方をアゴで示した。この漁協は20年くらい継続観察してるけど、窓口の対応はいまが一番悪い意味でぶっとんでる。外にいた漁協の現場おじさんたちとは気持ちよく話せたのに。もったいない。

以前、釣り関係の集まりで、誰だか忘れたが管理釣り場専門の釣り雑誌の編集者の発表を聴いた。壇上にあがったその編集者は冒頭、「カンツリは言ってみれば風俗と同じです」とのたまい、うまいこと言ったったぜみたいなドヤ顔をした。

この馬鹿が。と思った表情がわたしの態度に出たらしい。発表が終わった直後に、知り合いの司会者さんから名指しで意見を求められた。

まじかよ、会場の最後列の隅っこにいるおれを指すんじゃねえよ、と思った。

でもね。

あそこで「何もないです」とスルーした自分は、馬鹿よりも馬鹿なのです。

つまんないことを思い出したので、川へ行くことにします。

とろっとしたプールでこのサイズを釣るにはわりとテクニックがいる。水面。フロータント必須。フライが沈むとアタリがでないときもある。

こういう場所はむずかしいっす。風が止まると突然ライズだらけになるときもあって、よけい難しくなるけれど、そんなときはフライのサイズを思いきり小さくするのがコツ。

プールのゆるいテールアウトでちょっといい型を連発。

広島ささきつりぐさんから「海フライの本3」の追加をいただいた。ささきつりぐさんへは14年前、自分が「フライの雑誌」の編集人を引き継いだばかりのときにご挨拶へ伺った。お店で会った常連さんたちと食事に行こうとしたら、ささきつりぐのヒロコさんが呼び止めて、「あんたたちこれ持っていきなさい」とお小遣いをくれた。自分が不安を抱えてる時に思いがけなくいただいた親切はずっと覚えてるものだ。だからあの日食べた広島風お好み焼きの味を僕達はまだ忘れない。略して「あのおこ」。

そのとき一緒にお好み焼きを食べてくれたのが岩谷一さん。今号第115号のすばらしい表紙写真は岩谷さんの作品。超かっこいいでしょう。

来年のカレンダーを制作中。来年は2019年なのか。えええ、本当に?

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フライの雑誌 第115号 水面(トップ)を狙え! 水面をキーワードにするとフライフィッシングの新しい扉が開く。渓流、湖、海フライ、オイカワ、フロータント研究、バンブーロッドから水生昆虫まで、目からライズの大特集! | 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再考:使えるフライ対応 昆虫の浮き方のフライフィッシング的解釈 | ゼロからわかる 漁協ってなんだろう 表紙写真 岩谷一
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フライの雑誌-第114号特集1◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング 特集2◎[Shimazaki Flies]シマザキフライズへの道1 島崎憲司郎の大仕事 籠城五年
フライの雑誌 113(2017-18冬春号): ワイド特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
○〈SHIMAZAKI FLIES〉シマザキフライズ・プロジェクトの現在AMAZON
フライの雑誌-第112号 オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies
フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」
島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
『葛西善蔵と釣りがしたい』(堀内正徳)
『葛西善蔵と釣りがしたい』