いつも『フライの雑誌』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
小誌は来年2019年に創刊32周年を迎えます。マニアックなフライフィッシングの雑誌をこんなに長いあいだ続けてこられました。ひとえに読者と関係者の皆さまのお力添えによるものと心から感謝しています。
フライフィッシングの魅力は時代とともに変化し、さらに深まっています。ますます尽きることはありません。
さて、おかげさまで『フライの雑誌』の次号第116号を出せることになりました。2019年2月に発行予定です。
第116号では〈小さいフライ〉特集を予定しています。
〈小さいフライ〉の定義は今回、フックサイズでおおむね20番以下とします。イメージされる昆虫は、ユスリカ、ブユ、ヌカカ、アブ、カといった双翅目をはじめ、コカゲロウ、マイクロカディス、マイクロビートル、アリなどなど。小さいエッグフライとかもありです。
昆虫系の〈小さいフライ〉をまとめて、ミッジフライと総称することもあります。ハリの全長が5ミリ以下の場合もめずらしくありません。ごく小さく軽量の〈小さいフライ〉を、フライタックルを用いて、フライキャスティングで遠くへ運んで魚を釣るのは、フライフィッシングならではの楽しみです。
皆さんご経験があるように、実際の釣り場では〈小さいフライ〉でしか釣れないときが、しばしばあります。まさにフライフィッシングの独壇場です。
エサ釣りでもルアーでもテンカラでも釣れなかったライズを、〈小さいフライ〉だけがガンガン釣りあげることもあります。フライフィッシングやっていてよかった~、としみじみ感じるものです。(その逆もあるのは皆さんご存じの通りです)
次号第116号の〈小さいフライ〉特集では、久しぶりに「ミニエッセイ」コーナーをつくります。
読者の皆さまからの原稿を募集します。要領は以下の通りです。
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釣り人ミニエッセイ募集
私が経験した忘れられない〈小さいフライ〉の釣り
文字数: 800文字~950文字
締め切り: 2019年1月10日
送り先: info@furainozasshi.com へメールでお送りください。
※採用は編集部の判断で行ないます。
※採用分には小社特製ノベルティを差し上げます。
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あなたの忘れられない釣りの記録を『フライの雑誌』へ残しませんか。
小社編集部がお手伝いさせていただきます。
どうぞ皆さまのお気軽なご参加をお待ち申し上げております!