雑誌編集追い込みのこの時期は、気づいたら真っ暗になっちゃったイブニングライズの釣りのよう。もっと釣りたい。フライが見えない。ライト忘れた。帰りの車が遠い。そしてフェルールが抜けない。
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イブニングで焦って抜けないフェルールを無理して抜こうとすると、フェルールごとすっぽ抜くとか、ガイドを壊して手を怪我するとか、色々予想外のたいへんなことが起きます。とくにひとりの山の中では。
とりあえず抜くのあきらめて、長いまま町へ持ち帰るのが無難です。落ち着いて誰かに手伝ってもらえば抜けます。バンブーロッドでもグラスでもグラファイトでも、フェルールワックスは必需品です。

しかしわたしは以前、雨のなかの湖の釣りのあと、9フィートのグラファイト竿が何をどうやっても抜けなくなり、長いままアメリカのメーカーへ送ったことがあります。びっくりしたろうな。いまのグラファイトの主流は4ピースですね。



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