春はすぐそこですよ~

〈フライの雑誌〉最新第116号の発送作業が2.16までに終わりました。ゆうメールの土日配達が地域によってはなくなったらしく、お手元への到着が週明けにずれこんだかもしれません。ご了承ください。もし【直送便】の読者の方で今日か明日になっても未着でしたら、たいへんお手数ですが編集部までご連絡をください。

おかげさまで早くも第116号へのご感想が届き始めています。〈特集◎小さいフライとその釣り〉へは、ご苦労だった、系の編集部への労いのお言葉をいくつかいただきました。たしかに、もう一回やるかと言われればあんまりやりたくないくらいの、緻密さと手数と予算が必要な特集でした。

市場の〈小さいフライフック〉をリストアップして自腹で買い集めて、そこからフックの傾向ごとに選別して、一本一本原寸で撮影しました。たいへんめんどくさかったです。そのぶん、ここまで気合いの入った記事を作るおばかな編集部は、いまの時代になかなかないだろうと思います。お役立ちの保存版で活用していただければとてもうれしいです。

2.17はつるや釣具店さん主催のハンドクラフト展へ行ってきました。ここ数年のなかではもっとも盛況だったようです。そのためか、いつもより多目に納品した最新号がすぐに売り切れました。追加をいただいて追加納品したら、それもなくなりそうな勢いでした。調子にのって最終日に人間便でリュックサックで背負って会場へさらに再追加したところ、今度は多すぎたようで、半分持って帰るはめになりました。ざんねんです。

ハンドクラフト展のご来場者には、若者と女性の姿が目立ちました。フライフィッシングの明るい未来を感じられる、とてもいい雰囲気だったことをお伝えします。フライの雑誌社Facebookでリアルタイムで報告しています。本欄でも後日あらためて写真で紹介します。

日本フライフィッシング協会(JFFA)さん主催の、坪井潤一さん講演会は、講演の内容はもちろん興味深かったのですが、その後の質疑応答が異様に盛り上がりました。会場を埋め尽くした聴衆もたいへん満足していたご様子です。

講演内容は、〈フライの雑誌〉の次号にまとめて掲載します。2018年の中村智幸さん(「イワナをもっと増やしたい!」著者)の講演会〈自然繁殖を助けるために、秋の大型魚は川へ戻してあげましょう。〉は、フライの雑誌第114号に講演録を全文掲載しています。本欄でも全文公開しました

有意義な情報は世の中でひろく共有するべきだと、当編集部は考えます。過去の〈フライの雑誌〉に掲載した記事は、一定期間をおいた後に、楽しい釣りをこれからも続けるために有用なものを、ネット上で【公開記事】として順次公開しています。ぜひ大きな心で小社の雑誌・出版物をご購入いただき、ご支援をお願いします。

というわけで、ようやく昨年の後半からエンドレスで続いていた、フライの雑誌社のくまの本「ムーン・ベアも月を見ている」、および最新〈フライの雑誌〉第116号の発行と発送が終わりました。なせばなるものです。どうぞお楽しみください!

春はすぐそこですよ~

訂正;
第116号65ページ下段、〈オーナーがフライマンで高原の中を熟知。入漁券有り〉のお宿は、正しくは「プチビラMTおんたけ」さんです。「ペンション ビューおんたけ」さんも、フライフィッシャーの利用の多い快適なお宿です。どうぞご利用ください。

第116号特集◎小さいフライとその釣り

第116号特集◎小さいフライとその釣り

第116号特集◎小さいフライとその釣り。
得意のオイカワ記事

小さいフック 原寸カタログ

第116号特集◎小さいフライとその釣り
正直すげえたいへんでした。

第116号特集◎小さいフライとその釣り
お役だち保証します

第116号特集◎小さいフライとその釣り

第116号特集◎小さいフライとその釣り
もっと知りたい方へ

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り 隣人の〈小さいフライ〉ボックス|主要〈小さいフック〉原寸大・カタログ 全88種類|本音で語る〈小さいフライフック〉座談会|各種〈小さいフライフック〉の大検証|〈小さいフライ〉の釣り場と釣り方の実際|〈小さいフライ〉エッセイ 全60ページ超!
70年ぶりの漁業法改変に突っ込む|もっと釣れる海フライ|新刊〈ムーン・ベアも月を見ている〉プレビュー掲載
第116号からの【直送便】はこちらからお申し込みください 2019年2月14日発行

[フライの雑誌-直送便] 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。第116号は2月14日発行
ムーン・ベアも月を見ている クマポスター
ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線 山﨑晃司著

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマに学ぶ 現代クマ学最前線 山﨑晃司著

フライの雑誌 第115号 水面(トップ)を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再考 | ゼロからわかる 漁協ってなんだろう 表紙写真 岩谷一
フライの雑誌-第114号特集1◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング 特集2◎[Shimazaki Flies]シマザキフライズへの道1 島崎憲司郎の大仕事 籠城五年
フライの雑誌 113(2017-18冬春号): ワイド特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
○〈SHIMAZAKI FLIES〉シマザキフライズ・プロジェクトの現在AMAZON

フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies
フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」
島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
『葛西善蔵と釣りがしたい』(堀内正徳)
『葛西善蔵と釣りがしたい』