「解禁日はなんで釣れるの?」 それはね、

行くかな。どうするかな。うーん、解禁日だからな。やっぱ。今年はどこの川も妙に盛り上がってるぽい。そりゃ仕事とかいろいろあるけどな。わたしの人生だからな。今年のホームリバーの解禁日は明日しかないしな。解禁日はお祭りだからな。そして人生は祭だ。ともに生きよう。いまはそれしか言えない。

「解禁日はなんで釣れるの? 放流してすぐだから?」と釣りをやらない人に聞かれた。ちがうよそれはね、川が半年間禁漁だったから、解禁日はまだ魚がウブなんだよ、とマジレスした。すると、「魚がウブってなに! 初めて聞いた!」と大笑いされた。そんな面白いこと言ったかな、おれ。

本気と書いてマジと読む。初心と書いてウブと読む。ウブの反対語はスレッカラシ。ホームリバーじゃ解禁から一週間もすれば川にいるヤマメ全員が超々スレッカラシになります。

何百キロ放流したよ、と言われた川へ出かけて、一生懸命釣った魚を持ち帰るのは、落ち穂拾いや資源回収と似ている。釣り師は夢を見たい生きものだ。夢は自分でさがすもの。

祝・『ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線』、書店取次の地方小出版流通センターさんからまた追加いただきました。じつはいまクマ本が売れてくれるのがなによりうれしいです。

たかが話し合いがうまくいかなかったくらいで、
料理人が腕によりをかけて用意していたはずの昼食会をドタキャン、
それぞれのホテルに帰っちゃったという。
しょせんその程度の大統領と将軍様である。

地球丸さんのことについて、いまどこの誰が何を言っているか、これから誰がどの顔で何を言うのか、ぜんぶ記憶しておく 。相手が弱っているときに陰から悪口を浴びせるような人は本当に卑怯で嫌いだ。こっちの心が汚される前に目を背け耳を閉じる。

一昨日解禁しちゃったから気持ちに余裕ある。魚のサイズは釣りの満足度と関係ないが、この子は銀毛の戻りアマゴで26.5センチあった。ふふん。

「冬にうまいのは、米よ。」ということで山形の新品種、雪若丸。「おにぎりでよ。粒がでかいから。」 水、ふつうで炊きます。

のらぼう菜に今季初遭遇。とりあえずあっただけ買い占めました。

小誌の場合、読者からいただく〈声〉の半分くらいが「やめないでね」「なくならないで」「がんばってください」。なんだか絶滅危惧種っぽい。ご期待に応えます。がんばります。

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り 隣人の〈小さいフライ〉ボックス|主要〈小さいフック〉原寸大・カタログ 全88種類|本音で語る〈小さいフライフック〉座談会|各種〈小さいフライフック〉の大検証|〈小さいフライ〉の釣り場と釣り方の実際|〈小さいフライ〉エッセイ 全60ページ超!
70年ぶりの漁業法改変に突っ込む|もっと釣れる海フライ|新刊〈ムーン・ベアも月を見ている〉プレビュー掲載
第116号からの【直送便】はこちらからお申し込みください 2019年2月14日発行

[フライの雑誌-直送便] 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。第116号は2月14日発行

「ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」

ムーン・ベアも月を見ている クマポスター
ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線 山﨑晃司著

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマに学ぶ 現代クマ学最前線 山﨑晃司著

フライの雑誌 第115号 水面(トップ)を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再考 | ゼロからわかる 漁協ってなんだろう 表紙写真 岩谷一
フライの雑誌-第114号特集1◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング 特集2◎[Shimazaki Flies]シマザキフライズへの道1 島崎憲司郎の大仕事 籠城五年
フライの雑誌 113(2017-18冬春号): ワイド特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|天国の羽舟さんに|島崎憲司郎
○〈SHIMAZAKI FLIES〉シマザキフライズ・プロジェクトの現在AMAZON
フライの雑誌-第112号 オイカワ/カワムツのフライフィッシング(2)
フライの雑誌-第111号 よく釣れる隣人のシマザキフライズ Shimazaki Flies
フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」
島崎憲司郎 著・写真・イラスト「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
『葛西善蔵と釣りがしたい』(堀内正徳)
『葛西善蔵と釣りがしたい』