月刊「山と渓谷」さん四月号が、『ムーン・ベアも月を見ている クマを知り、クマから学ぶ 現代クマ学最前線』を、〈注目の本〉にとりあげてくださいました。
〈朽ちかけたカラマツの根元に座り込みひたすらアリンコを食べるツキノワグマにあったことがある。 …あの時、身近な動物ではないクマの、心の動きが容易に読めた気がしたのはなぜだったのか。そのヒントを本書が示してくれた。〉
〈クマと人への愛溢れるエッセイでありながら、充分に知的好奇心も満たしてくれる。〉
書評がとても素晴らしいです。タイトルへの考察も鋭いです。評者の日本山岳会自然保護委員/元川里美さん、ありがとうございます。
連載・樋口明雄さんのノンフィクション「北岳山小屋物語」もいよいよ佳境に差しかかった感じ。今回は南ア唯一の山の診療所、北岳診療所の話です。
白馬山荘ほかの〈山小屋正社員募集〉の広告がいい。わたしは中高生のころ、ヤマケイのこういう広告をずっと眺めて、山小屋暮らしに憧れていた時期がある。今じゃ分かる、あんたは使えないよと。