次号特集の取材という名目で、
東奔西走の日々が始まった。
十代、二十代の頃のわたしの人生の目標のひとつは、
平日の好きなときに釣りに行けることだった。
現在の我が身をかえりみるに、その一般社会常識的に
さっぱり訳のわからない人生目標は、いい悪いは別で
ある程度は達成しているような気もする。
ただし、そのかわりに失ったもの、あきらめたこと、
家族に乾杯じゃなくて、家族にごめんなさいは、数知れず。
渡世人みたいなもん。
釣りと人情をはかりにかけりゃ
釣りが重たい釣り師の世界。
せなで泣いてるエルクへアカディス。
今日は午後から小菅川へ行ってきた。