最新「フライの雑誌」第117号の発送は先週土曜日までに終わっています。さいきんは郵便局さんが土日は配達しないエリアもあります。週明けから本格的に到着していると思います。どうぞよろしくお願いします。
単行本新刊『オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』は品切です。店頭にあるもので最後です。
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「フライの雑誌」はゆうメール便でお送りしています。ふだんから雨の日も雪の日も雷の日も届けてくれる現場のミスター・ポストマンたちには感謝しています。でも以前は土日も配達してくれたよね、とか、特約送料を大幅値上げする契約書を電話の一本もなんの説明もなしに送ってきて、いつまでに必ずハンコ押して返送しろって、いい営業態度だよね、とか、日野郵便局を運営している“窓のひと”にはちょっと言いたいことはあります。
郵便局のかいわいでは、事務系とか経営系の部局のひとを、現場にたいしての、“窓のひと”と呼ぶそうです。この“窓のひと”という表現を、前にポストマンさんたちから聞いて気に入ったので、拡大解釈して色々使っています。
自分の場合、郵便局だけでなくなにかにつけて、現場の人とは仲良くなるし、深い付き合いもできます。でもおしなべて“窓のひと”たちとは、どうも合わない。最初っからけんか腰で相対してしまう傾向があります。白い手しちゃってさ。
当然先方だって、訳も分からない相手になにやら意味もなく差別的なけんかを吹っ掛けられれば、おう上等じゃわれ。買ったろうやないけ、ということで、仕事上の様々な権力を駆使して敵対してきます。(敵対とか言っちゃうところがばか)
銀行とか役所とか、暗黒街のファイトクラブかと思います。

阿佐ヶ谷Bnei Coffeeさんのあとでコンコ堂さん。すごいのを見つけた。2冊とも著者署名入り。限定1000部、

こちらはなんと限定500部。わたしなんかが買っていいのかと自問しつつレジへ。寄ってよかった。そのあと埼京線で浮間舟渡駅近くの平野大明神へ参拝。駅前の気軽で美味しい中華料理屋さんに入り、宮司さんと関西から来たUさんと三人で2230まで4時間。釣りの話ならいくらでも話していられる。
だいぶ酔いの回ったころに宮司さんが「次は何をのみますか。紹興酒どうですか。いつもは五年ものなんですが、今日は三人だし、十年ものいっちゃいますか。千円高いんですけど」と提案してきた。出てきた紹興酒のびんには〈十八年〉と書いてあった。「あ、八年得しました」。
宮司さんはとにかく古いものが大好きだ。喜んでぐびっと呑んだ。「ん、…あんまり味かわんないっすね」。どれ、いや、まろやかな気がするよ。だって千円も高いんだから。「そうっすね。古いんだし」だって。宮司さんはちょっと寝てから北関東の山奥へ一泊二日で釣りに行くらしい。

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川
6月30日発行


「ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」


