問題オッさん率が異様に高い。

牧浩之さんのパソコンは、原稿の締め切り日になると毎回壊れて、勝手にデータを消去する。

「ぜんぶ消えちゃいましたあ、あははー、」と何度言われたことか。

カブラー斉藤さんは、督促すればするほど音信間遠になり、こっちが諦めて台割りを切り直すと、面白いけど文字数が倍の、しかも頭抱える内容を黙って送ってくる。

うちの寄稿者さんは問題オッさん率が異様に高い。

こっちも「あははー、」と笑ってしごとにとりかかる。

カブラー斉藤さんからの原稿。段落・改行ほぼなし。これを編集しようと思うのは世界広しといえどもおれしかいないだろう。あとね、んーと、約束の文字数の倍あるみたいだねー? もう慣れたけどさ。最近はまだ、「遅くなりました。」とひとこと書き添えてくるだけマシになった。

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6月30日発行

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〈フライフィッシングの会〉さんはフライフィッシングをこれから始める新しいメンバーに『水生昆虫アルバム』を紹介しているという。上州屋八王子店さんが主催している初心者向け月一開催の高橋章さんフライタイイング教室でも「水生昆虫アルバム」を常時かたわらにおいて、タイイングを進めているとのこと。初版から21年たってもこうして読み継がれている。版元冥利に尽きるとはこのこと。 島崎憲司郎 著・写真・イラスト 水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を独特の筆致とまったく新しい視点で展開する衝撃の一冊。釣りと魚と自然にまつわる新しい古典。「新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW」
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『葛西善蔵と釣りがしたい』(堀内正徳)
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