「ガガンボの場合は、たいてい、あのだらしなーい格好で流れてきます。『水生昆虫アルバム』のこれ、これです。」
「岩の黒いとこにかたまってるやつが食われたのを見たことない。」
「でもガガンボは毎日必要っすよね。なぜかというと。」
「なんだかんだ言って〝ガガンボが好き〟なんですね。」
── 魚がですか、人間がですか。
「魚も好きではあるんだろうけど、自分が〝ガガンボが好き〟です。」
「ロングドリフトはしないです。ライズ直撃です。オイカワと一緒。」
「あ、そこについては語りたいです。」
ガガンボ鼎談文字起こし中。すげえ面白い。ガガンボのフライフィッシングについて、ここまで真剣にゲラゲラ突っ込んで語ってる座談会は古今東西ないはず。
ページ増やすことにします。台割変更です。面白いものにはフットワーク軽いのがうちみたいな版元の唯一の強み。
せっかく本を作るんだから面白いほうがいいですものね。