今でこそかんたんに手に入るフライマテリアルだけど、自分が子どもの頃はお金もないし、入手するのには苦労した。
国立市の旭通りにあった釣具店の床で、みんなから忘れられたような段ボールの中身を漁るのが好きだった。へんな中学生だったろう。
そのせいで、おっさんになってからも、フライタイイングで出た切れ端とかを、なかなか捨てられない。「なんか巻けるかも。」って思って、とりあえずとっておく。けっこうたまる。
実際、ゴミ箱からつまんで巻くことも多い。また釣れるんだそれが。
「隣人のダストボックス」企画なんてどうかなあ。