「釣り場で釣りをしていて、〝こんなご時世に釣りとはけしからん。〟と誰かから怒られたら、どうしましょう?」
本誌の寄稿者さんから、ご心配のお電話をいただいた。編集部は次のように答えました。
「〝フライの雑誌社という釣りの出版社から原稿を依頼されてるんです。申し訳ないけど、これは仕事なんです。〟と正直に言ってもらうしかないですねえ。」
そういう会話がありました、という報告です。
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銃後でいちばんおっかないのが、自称正義の人と政府の代弁者、それに下っ端の狗です。こんな時だからこそ心を一つにしましょう。大丈夫。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。