素晴らしいヒト、モノ、コトを探して素晴らしいと言い続けます。どんな時でもこころの中は晴れ晴れと。
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シムス社は、地元ボーズマンの医療機関で不足している医療用ガウンの製造に協力し、モンタナ野生生物公園局へ200組のリサイクルウエーダーを贈呈した。
そういうこと聞くと、高いけど次はシムス買うかな、という気持ちになる。ドネーションが企業PRに直結している。日本の釣り企業にはその発想がなかなかできない。(メセナとかいうのともまた違う)。
アウトドア関係の経済の規模に差があるから、一概に比較するのは酷だろう。でも、文化の担い手と道具屋の意識の違いが(以下自粛
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「横手山・渋峠スキー場の考え方・お願いは以下のページをご確認のうえお越しくださいませ。」 「県外にお住まいの方は、各自治体の自粛要請内容をご確認ください。」
(横手山・渋峠スキー場)
レジャー施設の対応はこれでいいと自分は思う。
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さて、世の中はたいへんなことになっています。誰しもが不安にまみれています。
不安なのは分かるけど、不安だから、自分の行動の規範を国に決めてもらいたい、大きな声に従いたい、という心理に繋がる方が、一部にいらっしゃいます。
従いたいなら自由にすればいいのですが、そういう方はご自身のお考えを他人にも認めてもらいたくて、がまんできない傾向があるようです。
自縮警察の皆さまは本当にお疲れさまです。
勝手に自縮してればいいものを、わざわざ他人にちょっかいだしてくださるバイタリティと面倒見のよさには、心から敬服します。前にも言いましたが、銃後で一番活躍するのはやはり自称正義の人と政府の代弁者と狗ですね。
大丈夫。敬意と感謝と絆で、人類は乗り越えられます。
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友人が釣具屋さんで、
「いまの俺たちは本読んでフライを巻くしかないんだよ!」
と語りながら、ヒップウェーダーを買っていた。
「欲しくて。」
そうかそうか。
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他人の目から逃れての「隠密釣行」? 釣りの根本的な理解として完全に正しい。
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〝釣りの自粛〟で思い出した。2008年の春、北海道庁が突然「イトウ釣りの自粛」を打ち出そうとしたことがある。さっそく取材に行って、根掘り葉掘りしつこく聞きまわって、イトウの研究者にも協力してもらって、誌面で大特集まで組んで、道庁からは嫌がられた。でもね。この時に知り合った道民の仲間とは今も付き合ってる。
「あ〜もう、硬い。硬いっぺな。あんたは硬いっぺ。せっかくの洞爺湖なんだから会議早く終わらせて、皆で釣りでもすっぺ。」
同じく2008年発行の第81号から。こういうの面白いと思いますか。自分は今ゲラゲラ笑ってます。くっだらねえなあ。ちなみに、洞爺湖サミット(2008)の出席者は、日)福田康夫、仏)サルコジ、米)小ブッシュ、英)ブラウン、独)メルケル、伊)ベルルスコーニ、加)ハーパー、露)メドヴェージェフ、欧)バローゾの各氏でした。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。