月刊「つり人」さん、月刊「山と渓谷」さんが最新号の巻頭言で、釣り雑誌、登山雑誌それぞれの立場から、今回の疫病流行に対する態度を表明されています。
商業媒体は軸足を個人に置くのか、業界に置くのかで、発言のベクトルが変わります。
責任ある野遊びをしよう
〈釣りは地元で〉
家の近くで
近場でね
〈安全な距離で〉
6フィート離れて
人混みを避けて
頻繁に手を洗う
〈計画はフレキシブルに〉
最新の規制を知ろう
混んでいるなら他の釣り場へ
#ResponsibleRecreation
Keep America Fishing A New Crowdsourcing Hashtag
業界か個人かといったら、「フライの雑誌」の軸足は創刊以来ずっと個人にぶっ刺さっているのがアイデンティティです。
「ひとりで近所へこっそり行って、黙ってればいいんじゃないですかね。ご安全に。」
と昨日も言いました。
どうか、どうかご安全に。
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昨日倉庫へ「水生昆虫アルバム」を取りに行ったら、今日地方小さんから注文が入っていました。今日は最高の日。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。