まさか接待麻雀で人生放銃するとは。
検察のくせに色目使って「もう半荘〜、」とか言ってるから、泣きの東一局で人生がハコになってしまった。同じ卓を囲んだ朝日一名、産経二名の他の面子には、会社丸ごとマスゴミの烙印が押されて未来永劫さんぜんと光り輝く。
産経記者の自宅にあった雀卓は奈落直行の全自動卓であった。
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もう20年も前になるだろうか。後楽園ホールの帰りに寄った江古田の雀荘で、日芸出身の某君から夜明けに国士をアガったのは気分よかった。
15の夏、同級生の後藤くんに連れられて行った立川のパチンコ大将で、生まれて初めて賭けごとに手を染めた。あれから基本ずっと負けつづけている。負けても負けてもどんどん忘れるが、めったにない勝った記憶のほうは、何十年たっても鮮明に脳裏に浮かぶ。
都合がいい感じは、釣りとちょっと似てる。
不思議なもので、賭けごとと恋愛に狂っているときは、あまり釣りに行こうと思わない。
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接待麻雀はしたことがないが、接待釣り(?)で素人さんをボコボコにしたことはある。彼とはあとからいい釣り仲間になった。
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