夏への扉

もうすぐ6月。まじか、早いなあ。

水遊びにいい季節がやってきました。

単行本『身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』(フライの雑誌・編集部編)から、〈水辺のレジャーとして〉のページを紹介します。

オイカワ/カワムツを子供の頃に地元の川で釣ったことがあるという方は多いだろう。オイカワ/カワムツはどこか郷愁を誘う。

子供と一緒の釣り、初めてのフライフィッシング、仲間や家族連れでの水辺の手軽なレジャーとして、オイカワ/カワムツのフライフィッシングは最適だ。

生エサが苦手な人でも疑似餌だから大丈夫。フライタックル一式を揃えればいつでも釣りができる。

レジャーとしてのオイカワ/カワムツ釣りのために次のことを覚えておこう。

1.季節は水ぬるみ、魚が元気でおおらかな夏がいい。

2.安全が最優先。大人の足首くらいの浅瀬で釣ろう。ライフジャケットがあれば安心。

3.あんま釣りは釣れる。

4.子供は飽きる。子供はいつでも泳ぎたい生き物だ。釣りしてるのに、と叱らない。

5.小さな命を大切に扱おう。魚に触る前には手を濡らそう。初めて釣った魚は一生の思い出になる。

よい夏をお過ごしください。

子連れで来てつい自分が釣りに夢中になるおとうさん。俺が娘さん見てっから釣りしといで。

単行本『身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』より

単行本『身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』より

オイカワ/カワムツ釣りは自然繁殖の野生魚が相手なのがたのしい理由の一つ。

単行本『身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』より

自然河川で、養殖魚の放流日と場所を事前に案内して人間を呼び集める式の、渓流魚の増殖行為と称する釣り獲り大会は、いまの社会情勢を機に、今後はやめていく方向がいいんじゃないでしょうか。もっと少ないリソースで持続的に魚を増やす方法は他にあります。

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イワナをもっと増やしたい! 「幻の魚」を守り、育て、利用する新しい方法 イワナとヒトが長くつき合っていくために 中村智幸(著)

身近で奥深いオイカワ/カワムツ釣りを一冊にまとめました。身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』 

書籍版品切れです。増刷の問い合わせをいただきます。私どもの規模では500部の行き先が見えていれば重版なのですが、その500部が剣ヶ峰です。電子版でお楽しみください。

フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

FLY: M-REX (Marshmallow Rex) Hook:TMC811S #3/0
tied by Kenshiro Shimazaki
photographed by Jiro Yamada
#ShimazakiFlies #flyfishing

水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ シンプルで奥の深いガガンボフライは渓流・湖・管理釣り場を通じた最終兵器になる。オールマイティなフライパターンと秘伝の釣り方を大公開。最新シマザキ・ガガンボのタイイング解説。|一通の手紙から 塩澤美芳さん|水口憲哉|中馬達雄|牧浩之|樋口明雄|荻原魚雷|山田二郎|島崎憲司郎

シマザキデザイン・インセクトラウトスタジオのアシスタント山田二郎さんによる〈シマザキ・ガガンボ〉最新版のタイイング。ストレッチボディとマシュマロファイバー、CDCで構成されている。シンプルでユニーク、使い勝手は最高。119号で紹介。
2019.12. 26.桐生にて

第119号から直送 [フライの雑誌-直送便]

 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会 2月14日発行
フライの雑誌 第115号 水面を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再
フライの雑誌-第114号特集◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング シマザキフライズへの道 島崎憲司郎
フライの雑誌第113号特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|〈SHIMAZAKI FLIES〉の現在AMAZON