次号120号の原稿が届き始めた。皆さん熱い。ありがたい。
熱い分だけ規定の文字数がガン無視されるが、それは織り込み済みだ。
だてにこっちもこんなこと10何年やってないぞ。
でも依頼した文字数の3倍書いてくるって、普通はないと思うぞ。
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釣り人が呼びかける川のゴミ拾い活動は定番で、尊い行為だと思うし、自分も参加することもある。
ただ以前、川に落ちてるゴミの素性を調べたら、大半が住民の生活ゴミだったという実態がある。客人がイベントでいくらゴミを拾っても、ダラ流しでは川の未来は暗い。
「尊い」だけでは抜本的な解決にはならない。元栓を締めないと。他の物事にも通じることだ。原発と除染とか。税金と汚職とか。
もちろん、釣りのゴミ捨てる人は論外だ。釣り人として認めない。
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ネット中傷の被害者ではなくて、まさにこれから花満開のはずの、前途洋々で唯一無二だったプロレスラーとしてとりあげてほしいし、その魅力を知ってほしい。ほんとくやしい。もったいない。
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たった一度聞いただけなのに、脳にくっきりと刻みこまれて、何十年たっても鮮明に蘇る言葉がある。
会社の新入社員研修で営業部の島をぐるぐる回っていたとき、あきらかに冴えない組の一人の先輩が熱く語っていた、
「男なら誰だって立野記代が好きだよな!」
もその一つ。
自分はその先輩と仲良くなって、先にやめた。
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二ヶ月の自主自粛(わしは自粛要請には従わん!)期間中に、コーヒーポットを右小脇にセットし、円錐のペーパードリッパーを左手で持って静かに動かし、全集中の呼吸で30g・150ccを抽出時間3分でたてる術を会得した。おうちも悪くないわ。
本当はネルのお店行きたい。日野市から都心が遠い。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。