カブラー斉藤(敬称略)が原稿を送ってきました。ただし依頼した文字数の完全に2倍あります。どうしてくれよう。
原稿を送ってこないのはあと3人。念のため、一人に電話してかくにんしてみましょう。
「あの、原稿どうなった? 締め切り過ぎてるけど。」
「え。締め切りって、20日でしょ、7月の。」
おいっ。思わず 「お前なあ、」って、お前呼ばわりしてしまいそうになった。
ていうか、した。
長い付き合いだからまあいいや。
お前なあ、、、
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ど田舎に住む友人が日曜日の昼間に一人で川で楽しく釣りをしていたら、赤色灯のっけたパンダ車が土手にとまって制服が降りてきた。職質だと。これほど不愉快なことはあるまい。友人は人がいいので、よく効くフライパターンを教えてあげたそうだ。「やっぱマシュマロですよ。」だって。
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関東近隣の春先からのマッチ・ザ・ハッチのマス釣りは、年を追うごとにシーズンが短くなっている気がする。今年は春の釣りができなかったから、特にそう感じる。すでにマシュマロの季節まっさかり。
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いまの季節のその山の上の湖ではの、フライマンが連日ずらりと湖岸に立ち込んでおるそうじゃ。
その竿先の沖目きっちり25mに、同じ大きさで同じ色をしたセミの毛バリが、きれいに並べたみたいに、人間の数だけ浮かんでおるそうじゃ。
それはもう怪しさ満点での、マスは避けて通るそうじゃ。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。