同じ豆で同じ道具で同じ淹れ方してるのに、コーヒーの味が毎回違う。同じマテリアルで同じ巻き方してるのに、フライの仕上がりが毎回違う。
なぜでしょう、ほんとに。
お客様へお出しするものではないので、いいのです。自分が楽しければ。
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優生思想をもった医者、ではなく、医師資格を持った男が犯したただの殺人事件のニュースを聞いて、「鬼滅の刃」問題の続きを考えた。
自分が社会の役に立つ、立ちたいなんて考え方は、不遜な思い上がりか、あるいはあなたを利用したい誰かに洗脳されている。たとえば、オイカワのフライフィッシングは、もちろん、1ミリも社会の役に立たない。でも俺の役には立つ。
それでいいじゃん。
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あのう、ところで、
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。