5分後にはライズ

朝からあんまり暑いんで、3年前の4月の忍野を思い出した。

> お姉さんは「釣れたっ」と叫んだ

キャスティングでもタイイングでもフィッシングでも、「これはダメ、それはダメ、あれはダメ、どれもダメ。私のいうことやることだけ真似しなさい。」という先生役は、いちばんダメです。フライフィッシングに限らずでしょう。もし間違ってそんな先生を引いちゃった生徒さんは、にっこり笑って、とっとと逃げたほうがいい。

第77号特集◉フライフィッシングの教え方は売り切れです。

大雨の次は酷暑。コロナで百合子当選。どんな罰ゲームだろう。神様ヘルプ。

上の動画を見て。高校生の団体のラフティングボートに、釣っているポイントの真上を下られたことがある。仕方ないからおじさんは手を振った。若い人の笑顔はいいね。数えたら23艘下っていった。行いがよかったせいか、5分後にはライズした。いいね。

一般に魚は、水面を騒がせる何かよりも、空中を横切る何か、水中へ振動を与える何かを、より怖がる。本誌連載〈パニック・ライズ〉でも明らかなように、スレたヤマメは、水平線のはるか彼方からテレパシーで危険を察知して、逃げる。まだ竿を継いでもいませんよーだと地団駄を踏むと、その振動でさらに逃げる。嗚呼。

あと。コイは人間の顔を個体識別する。京王多摩川に暮らしていた頃のわたしは、あまりに釣っちゃ放ししていたので、周辺のコイたちのお尋ね者だった。他のおじさんにはパンくれと寄ってくるくせに、わたしが顔を出すと逃げる。長いもの(竿)を見ても逃げる。最終的には腹ばいで水辺へ近づいて、後ろ手に隠したロッドで釣ってやった。なんでもやる。


最近ほとんど口を聞かない生き物に、「きれいじゃん」と言わせた。たやすい。

今年の短すぎる夏休みに、一番読んでほしい本はこれです。特製ボールペンの残り分、小社から直納する荷物へ勝手に同梱します。本とペン受け取ってください。
紀伊國屋書店「書評空間」選定図書 イラスト:いましろたかし 『朝日のあたる川 赤貧にっぽん釣りの旅二万三千キロ』真柄慎一

三陸の奇跡、陸前高田のまぼろし、気仙川の恵み、広田湾のイシカゲ貝来た!

昨日の夕方。一瞬風がやみ、久々にアップストリームで水面のドライフライ(みたいな)釣りをした。

ドライはやっぱり楽しい。

必要ないが10ヤード以上は投げる。

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>7月20日発売・第120号から直送 [フライの雑誌-直送便]

 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

『フライの雑誌』第120号(2020年7月20日発行) おかげさまでフライの雑誌-第120号は前号より初回出荷数が増えました。うわぃ!(喜んでおります)

身近で奥深いオイカワ/カワムツ釣りを一冊にまとめました。身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』 

書籍版品切れです。増刷の問い合わせをいただきます。私どもの規模では500部の行き先が見えていれば重版なのですが、その500部が剣ヶ峰です。電子版でお楽しみください。

フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

FLY: M-REX (Marshmallow Rex) Hook:TMC811S #3/0
tied by Kenshiro Shimazaki
photographed by Jiro Yamada
#ShimazakiFlies #flyfishing

水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ シンプルで奥の深いガガンボフライは渓流・湖・管理釣り場を通じた最終兵器になる。オールマイティなフライパターンと秘伝の釣り方を大公開。最新シマザキ・ガガンボのタイイング解説。|一通の手紙から 塩澤美芳さん|水口憲哉|中馬達雄|牧浩之|樋口明雄|荻原魚雷|山田二郎|島崎憲司郎

シマザキデザイン・インセクトラウトスタジオのアシスタント山田二郎さんによる〈シマザキ・ガガンボ〉最新版のタイイング。ストレッチボディとマシュマロファイバー、CDCで構成されている。シンプルでユニーク、使い勝手は最高。119号で紹介。
2019.12. 26.桐生にて

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会 2月14日発行
フライの雑誌 第115号 水面を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再
フライの雑誌-第114号特集◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング シマザキフライズへの道 島崎憲司郎
フライの雑誌第113号特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|〈SHIMAZAKI FLIES〉の現在AMAZON