みんなでフライフィッシングも楽しいね。

住所変更などの事務連絡で読者さんからお電話をいただく際、初めて話す方でも、100%の確率で「がんばってくださいね。」と言っていただける。

読者さんからこんなにダイレクトに応援してもらえている商業雑誌は、今どきないんじゃないかなと思う。やっぱりほぼ100%の確率で「無理しないでね。」とも言ってもらえる。応援と同時に、すんごく心配もされてるみたい。

泣こうかな。

昨日は上州屋八王子店さんに集まるフライデーズの皆さん主催の【キャンプフライデーズ 小菅ミーティング】に参加しました。場所は小菅川キャッチ・アンド・リリース区間。

まずは朝一でボウズ逃れ。オイカワ用のフライ20番でニジマス。

暑いからと言って、巨大な水鉄砲で獲物を狙う、やばい水鉄砲屋さん。

ここ魚必ずいるよね、というプールからの開きで、小さいフライを駆使して、あきる野市の小岩井さん(仮名)が粘っていた。小岩井さんは第110号の「ベストなベスト|フライベスト」特集、第116号の「小さいフライ」特集で多大な協力をしてくれた20年来の友人。魚からの反応はたまにあるんだけど、小岩井さんてば、後ろにたくさん集まったギャラリーの視線が気になってしまい、大胆にアワセ損なうこと数回。あー、とか、よく見なよー、とか周りに言われると、余計に挙動不審になるのが小岩井さんのサガ。とはいえ、ご本人もそれを楽しんでる風なので、わざと煽る俺。

小岩井さんはなかなか釣れない。ヘンタイ桂師がかなり上流に入り、すぐに2匹釣った。遠くで見えた。すげえなあ、とみんなで感嘆。さらに焦る小岩井さん。桂師の方は、小岩井さんの上流へくだってきて、いとも簡単に3匹目を釣った。

桂師の使用フライはマシュマロボンバーの10番と聞いて、ノビてしまった小岩井さん。

じつは俺さっきそこで1匹釣ったんだけど、夏の定番、黒のマシュマロアントだったよ、と俺。フライサイズを聞かれて21番と答えたら、小岩井さんはまたノビていた。なんだかよく分かんなくなっちゃったみたい。

21番のマシュマロアントを対岸の瀬に流して釣ったニジマス君がこちらです。魚影は見えなくても流れの中に魚はいる。

衆人大注目のなか、小岩井さんがついに釣った! 拍手大喝采を浴びる。使用フライは普通サイズのエルクヘアカディス。小岩井さんの信念勝ち。なんだかんだ言って小岩井さんはベテランの凄腕なので、その気になればいつでも釣れたのです。

みんなでフライフィッシングも楽しいね。

DAYキャンプフライデーズなのに申し訳ないし、本当は河原でみんなといっしょに食べたかったんだけど、お腹は一つしかなくて、小菅村へ行ったら廣瀬屋旅館さんのランチという俺でした。

///

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

>7月20日発売・第120号から直送 [フライの雑誌-直送便]

 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

『フライの雑誌』第120号(2020年7月20日発行) おかげさまでフライの雑誌-第120号は前号より初回出荷数が増えました。うわぃ!(喜んでおります)

身近で奥深いオイカワ/カワムツ釣りを一冊にまとめました。身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』 

書籍版品切れです。増刷の問い合わせをいただきます。私どもの規模では500部の行き先が見えていれば重版なのですが、その500部が剣ヶ峰です。電子版でお楽しみください。

フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

FLY: M-REX (Marshmallow Rex) Hook:TMC811S #3/0
tied by Kenshiro Shimazaki
photographed by Jiro Yamada
#ShimazakiFlies #flyfishing

水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ シンプルで奥の深いガガンボフライは渓流・湖・管理釣り場を通じた最終兵器になる。オールマイティなフライパターンと秘伝の釣り方を大公開。最新シマザキ・ガガンボのタイイング解説。|一通の手紙から 塩澤美芳さん|水口憲哉|中馬達雄|牧浩之|樋口明雄|荻原魚雷|山田二郎|島崎憲司郎

シマザキデザイン・インセクトラウトスタジオのアシスタント山田二郎さんによる〈シマザキ・ガガンボ〉最新版のタイイング。ストレッチボディとマシュマロファイバー、CDCで構成されている。シンプルでユニーク、使い勝手は最高。119号で紹介。
2019.12. 26.桐生にて

フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

フライの雑誌 117(2019夏号)|特集◎リリース釣り場 最新事情と新しい風|全国 自然河川のリリース釣り場 フォトカタログ 全国リリース釣り場の実態と本音 釣った魚の放し方 冬でも釣れる渓流釣り場 | 島崎憲司郎さんのハヤ釣りin桐生川

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会 2月14日発行
フライの雑誌 第115号 水面を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再
フライの雑誌-第114号特集◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング シマザキフライズへの道 島崎憲司郎
フライの雑誌第113号特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|〈SHIMAZAKI FLIES〉の現在AMAZON