みんなで釣りも楽しいけど、釣りはやっぱり一人でするのが基本です。
たまに、むしょうに一人で釣りしたくなる。
釣り場に向かう夜明けの道を、好きな音楽爆音で流しながら、一人で車を走らせる時ほど気分が高揚することは、最近の人生でそうそうない。
丸一日、ひとりっきりで釣りした後は、気のおけない釣り仲間たちと宴会。仲間が用意してくれた美味しいものをいただきながら、夜中の2時までいろんなことを話す。釣りは一人なんだよ、とか言っておきながら、夜は仲間と過ごしたいよね、とかなかなか都合がいい。こういう時間が雑誌作りには必要なんですよ。まあ物は言いようっていうかさ。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。