こう見えて毎号毎号、なにかしら新しい試みにチャレンジしている。
次号第121号での新しい試みとして、編集する前に編集後記を書いてみようと思う。
すいすい書けそう。
いいのかそういうことで。
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とりあえず、今出ている最新第120号の編集後記はこんな感じでした。
第120号 編集後記
●本誌の以前からの読者は、長年掲載されていたマッキーズさんのおしゃれな広告をご記憶でしょう。あの広告はすべてマッキーズ店主・宮坂雅木さんご自身の制作です。ハンドクラフトフライロッドの歴史を開拓したマッキーズさんは、2月末で惜しまれつつ閉店されました。40年間で送りだされた独創的で美しいフライロッドは1万本以上。マッキーズ・クリークは釣り人の手のなかで流れ続けます。
●牧浩之さんはガチョウや七面鳥やヤギの仔などを育てるのに忙しく今号は休載です。
●誰もが予期し得なかった疫病に、いま世界中の人々が苦しんでいます。この疫病以前と以降とでは、今までの社会システムが大きく転換すると言われています。釣り人にとって悪いことばかりじゃなく、いいこともあるはずです。どんな世の中になっても、フライフィッシングは釣り人の心の支えになります。健康第一でどうかよい釣りを。〈フライの雑誌〉が明るい明日をお手伝いします。 (堀内)
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。