朝日新聞社東京本社科学医療部による個人情報漏洩被害の件つづき。
科学医療部小坪遊記者から、とある取材先の連絡先を教えて欲しいという電話があった。以前特定外来生物法の件でわたしは小坪記者の取材に協力したことがあった。
わたしは相手先に許可をとったうえで、先様の携帯電話番号を小坪記者に教えた。すると小坪記者はその携帯番号を朝日新聞社内(らしい)の第三者へ、勝手に漏洩した。
小坪記者ではない記者を名乗る者から、先様の携帯電話へ電話があったという。わたしが先様へ紹介したのは小坪記者であって、他の記者は関係がない。先様からの連絡でそれを知ったわたしは怒った。
小坪記者を問いただすと、一瞬の間の後に
「情報を部署で共有しました。」
と言い逃れた。自分の不始末を、組織に逃げ込んでごまかそうとした。
記者が取材源を外部へ漏洩するとは言語道断だ。情報を自社で共有するのが構わないなら、小坪記者の携帯番号をわたしが「フライの雑誌」の関係者へ伝えたって構わない理屈になる。全国へ散らばっているのだが。
わたしのせいで、先様には迷惑をかけた。先様は赦してくれても、わたしはわたしを赦せない。
抗議したが、その後朝日新聞社科学医療部から謝罪がない。足を踏んだほうはそれっきりでも、踏まれたほうはいつまでも覚えているものだ。
若いころから党派主義はわたしの敵であった。釣りはひとりでする遊びだ。だからわたしは釣りなんかしてる。
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