魚(ウオ)、

宅八郎さんの訃報。

20代の半ば、行きつけの美容室で髪型を少し変えた。すると、「宅八郎に似てるね。」と中野のキャバクラで言われた。次回美容室へ行ったときに美容師さんが「評判いかがでしたか?」と聞いてきたのでそのまま報告したら、「うわ、まじでショック。あたしが担当してるのに。」と、本気で嫌がられた。

20数年前、江古田界隈のイカした学生さんが集まるカウンターだけのバーに連れられて入った。初対面のおしゃれなマスター(たぶん歳下)に、「君はなんのオタク?」と快活に聞かれた。わたしはなにも言葉を返せず俯いていた。明るいオタク(を標榜する人)は苦手だ。

たった2、3年前、高円寺の居心地のいいバーにいたら、一個あけた隣に座っていた若者の声が聞こえてきた。「うわあ、やっぱり中央線のお店って、諸星大二郎やつげ義春の作品が好きな人がいるんですねえ。うれしいなあ。」だって。

魚(ウオ)、と思ってマスターの表情をうかがうと、目が合って、小さくウインクされた気がする。酸いも甘いも噛み分けた大人のウインクだった。一流のマスターになる条件は、まず耳がいいことだ。

今、こんな立場にいると、素人さんからしばしば「マニアなんですねえ!」とからかわれる。そんなとき、自分はうにゃうにゃ言いながら、曖昧に微笑むだけだ。ほんまもののオタクとかマニヤってさ。説明するのめんどい。

ところで、今度から好きなプロレスラーに会ったら、「がんばってください!」じゃなくて、「応援してます!」って言おうと思う。わたしが好きなプロレスラーは、もうすでに、十分がんばっているわけだから。

書店さん取次の地方小出版流通センターさんから北海道特集のやばい量の追加をいただきました。やばいです。

第17回ジオアートワークス企画公募展
オオカミとっても大好き東京展2

12/5(土)-7(月)
13-19時最終日17時まで

小田急・東京メトロ千代田線
「代々木上原駅」東口徒歩1分
15名のオオカミ好き作家によるオオカミ好きのための展覧会

世界でいちばんおいしいリンゴジュースがこちらになります。

フライの雑誌-第121号 特集◎北海道 最高のフライフィッシング(2020年12月5日発行)

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2020年12月発売・第121号(北海道特集)から直送 [フライの雑誌-直送便]

 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

 〈フライの雑誌-直送便〉の読者様には、小さいほうのカレンダーを12月5日発行の次号第121号(北海道特集)に同封します。第120号(大物特集)が直送便でお手元に届いている方は、何もされなくて大丈夫です。そのまま第121号以降も届きます。 すみません、残りわずかです。新規申し込みの方は先着順で差し上げます。

身近で奥深いオイカワ/カワムツ釣りを一冊にまとめました。身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック』 

書籍版品切れです。電子版でお楽しみください。

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

『フライの雑誌』第120号(2020年7月20日発行)

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

葛西善蔵と釣りがしたい
フライの雑誌社の単行本新刊「海フライの本3 海のフライフィッシング教書」

フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

FLY: M-REX (Marshmallow Rex) Hook:TMC811S #3/0
tied by Kenshiro Shimazaki
photographed by Jiro Yamada
#ShimazakiFlies #flyfishing

水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。

フライの雑誌 119号(2020年春号) 特集◎春はガガンボ ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ シンプルで奥の深いガガンボフライは渓流・湖・管理釣り場を通じた最終兵器になる。オールマイティなフライパターンと秘伝の釣り方を大公開。最新シマザキ・ガガンボのタイイング解説。|一通の手紙から 塩澤美芳さん|水口憲哉|中馬達雄|牧浩之|樋口明雄|荻原魚雷|山田二郎|島崎憲司郎

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会 2月14日発行
フライの雑誌 第115号 水面を狙え! 水生昆虫アルバム〈BFコード〉再
フライの雑誌第113号特集◎釣り人エッセイ〈次の一手〉|〈SHIMAZAKI FLIES〉の現在AMAZON