山﨑晃司先生がクマ耕論

朝、新聞を開いたら、『ムーン・ベアも月を見ている』の山﨑晃司先生が出ていてびっくり。やっぱりちょっとクマっぽい。笑うともっとクマっぽくなる。プロフィール欄で『ムーン・ベアも月を見ている』も紹介されています。

私たちの身近に今年、たびたび姿を現したクマ。彼らを絶やすことなく、日々の生活の安全を確保するには、どうすればよいのでしょうか。「隣人」とのつきあい方を考えます。

朝日新聞 2020.12.09

(耕論)「隣人」になったクマ 山崎晃司さん、熊谷達也さん、五箇公一さん

つい先日、科学医療部のダメ記者から酷い目に遭わされたので、朝日新聞ふざけんな、二度と協力してあげないよ、と思っていたが、今朝のオピニオン欄は面白かった。

当たり前だがマスコミも記者によりけり。人間を所属組織で判断するのはあかんと、日頃言っている自分の底の浅さを感じる。日々反省です。

山﨑先生は新聞紙上でもやっぱりちょっとクマっぽかった。

笑うともっとクマっぽくなります。『ムーン・ベアも月を見ている』の著者近影から。

〈日本に生息するクマには北海道のヒグマと、本州以南のツキノワグマの2種類がいます。最近、人里への出没がほぼ常態化して問題となっているのが、ツキノワグマです。〉

〈多い年では5千頭以上のクマが捕殺されています。野生動物による人間との接触事故件数としては世界最多の水準で、海外の研究者からも驚かれるほどです。この理由の1つが、クマの生息域の広がりです。〉

〈絶滅した九州や20頭程度しか確認されていない四国は別にして本州では房総半島や伊豆半島など1部を除き、森林のある地域のほぼ全域でツキノワグマの生息が確認されています。〉

〈日本の人口は2026年に1億2千万人を下回り、60年には9千万人を割り込むと推定されています。かつて人間に奥山へ追いやられた熊が人里へ戻ってくる傾向はこれからも続くでしょう。〉

〈そこで私が推奨したいのは、クマをもう一度山奥に押し戻し、「ここまできたら排除する」と言うような区分けをすることです。〉

〈ツキノワグマは人類よりはるか昔、数十万年前から自然の営みに適応し、滅ぶことなく、世代交代を繰り返してきました。そんな「先輩」に敬意を払う姿勢を失わないようにしたいと思います。〉

記事中での山﨑晃司さんの発言より抜粋

山﨑先生とマルタ釣り。 釣りのあと、近所のベトナム料理居酒屋さんでさらに打ち上げ。ビールがうまい! 料理がみんなおいしい! いやあ釣れてよかった! じつに楽しい日ですね、と二人で幸せだった。
この日、お店の小さな椅子にどっかと巨体をすえた山﨑さんは、大量の各種アルカホール飲料をにこにこ笑いながら、とめどなく次々と摂取していた。「甘くない酒がいい。」そうだ。すでに山﨑さんが人間ではなくクマの人でもなく、クマそのものにしか見えない・・・。(2019/3/24 もじもじしないでマルタ釣りより)

ムーン・ベアも月を見ている

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