「見ました。直すところないです。あざーっす。」
と、真柄さんから秒で戻された著者校192ページ。
まあ、そうおっしゃらず、ちょっと待ってくださいよ。と、校閲さんと編集とで引き止めました。
昨日は、朝から水辺で(感染症対策に留意しながら)3人の顔をつきあわせて、一言一句まで第二校を確認しました。
校閲さんいわく、著者と編集と校閲がそろって原稿確認をするのは、いちばんていねいな方法です、ということです。
おかげで午前中は釣りできませんでした。釣りするつもりだったんかい。
おわったあと、真柄さんから
「こんなに大変なことしてくれてたんですね。俺にはできません。あざーっす。」
と、ねぎらってもらえました。
謎解きはディナーのあとで、校正は釣りする前に。
真柄慎一さんの新刊はいい本になります。
情報公開まであともう少しお待ちください。
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。