〝フロリダバスがキンブナを食いちぎって骨だけにする〟という漫画で、ブラックバス憎しの世論を扇動したけれども、単行本では当該シーンをこっそり差し替えていた例です。
20年越しに発見したので紹介します。
本誌編集部では、雑誌初出時に、「本当にバスが肉を食いちぎると思っているんですか?」と、原案者本人に聞いています。(そのときの経緯はこちら)。
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上記のエントリ中にある、『フライの雑誌』第61号(2003)掲載の記事、「〈皇居お濠のかいぼり作戦〉はヘンだ 外来魚報道のバカバカしい中身に呆れる。」を公開します。
特定外来生物法の施行前夜、国内のメディアが外来種バッシングへ邁進していた頃の記録です。
扇動のかいあって、今はもっとすごいことになってる?
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フライの雑誌社では、ここに来て日々の出荷数が増えています。「フライの雑誌」のバックナンバーが号数指名で売れるのはうれしいです。時間が経っても古びる内容じゃないと認めていただいた気がします。そしてもちろん単行本も。
島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。