オンボロ軽自動車で全国を釣り旅した真柄慎一さんの10年まえのデビュー作『朝日のあたる川 赤貧にっぽん釣りの旅二万三千キロ』を、〝全国の仲間が後ろから押していたような旅〟と評したレビューがあった。
今回の『黄色いやづ』でも、いろんな立場のあちこちの気持ちのいい方々が、えっ、と思うような方まで、真柄氏の背中を押してくれている感じがする。
(この〝方々〟というのは真柄氏がよく使う人称代名詞だ。)
担当編集っていうよりすでに身内感覚の自分が言うのもなんだけど、真柄氏は応援したくなる、なんでか。
真柄氏の作品に触れた方は、皆さん同じように感じてくれるのかもしれない。
真柄氏の作品には本当に不思議な力がある。
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