甘い香り、パンツの中身

今年もオイカワのフライフィッシングの季節が始まった。
去年より二週間早い。
いい釣りできるだけで人生幸せだ。

今季初のスチールヘッド(地方名)。すげえ引いた。

数は少ないけどいい場所からはいいのが出る。川の中はとっくにシーズンインしていた。ロッドはオイカワ・ファイン

よし、このライズを全部釣ろう。

ぜんぶは無理! ライズ多すぎ!

三ヶ月前の最後の釣り、1月5日から結びっぱなしの枝スとフライ。この三ヶ月間は地元の川の自主禁漁期間だった。ここから一気に川に生命が満ちあふれていく。

瀬はこんなフライで。30番かな。

フラットのライズはわりと難しい。フライをこんなのに替えてからはヒットが続いた。ドライフライとして使う。

毎年黄色いやづが咲き出す頃にオイカワのフライフィッシング・シーズンが始まる。河原に甘い香りが漂う。

たび重なる大水ごとに根が掘れていき、去年秋の台風で完全に浮き上がって、今度こそ枯死したと思っていた河原の大木。今日見たらちゃんと芽吹いていた。おじさんもがんばるよ。

持っているのに現場で気づかないフライは持っていないのと同じ。次の釣りのためにフライボックス4個の中身を整理。あのね、ひとがフライボックスを整理している時に横からのぞきこんで「ふ..」とか笑うのやめてくれる。ボックスの中身はパンツの中身なんだからね。

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フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会