〝魚が食べているモノを真似たフライで釣る〟のは、フライフィッシングの根本原理です。ワクワクもドキドキもそこにあります。
自然の観察から導きだしたフライと釣り方のイメージ、表現したいイメージのためのマテリアルの選択、タイイングでの表現、実際の釣りのアプローチ法は、個々人で違います。その相違が星の数以上にあるのが、フライフィッシングの魅力です。魅力の玉手箱です。
なんで釣れたのか
なんで釣れないのか
点と点をつないだ線、線をつないだ面が広がって、経験となります。経験を重ねた奥行きが、釣り師の武器です。正解も不正解もたくさんあります。正解がじつは不正解かもしれず、不正解がじつは正解かもしれない。人間には永遠に分からない謎です。分からないから面白い。
〈フライフィッシングの会〉さんの動画をどうぞ。
これはあくまでひとつの事例にすぎません。この通りにやんなさい、この通りにやれば釣れるよ、ってことではまったくありません。釣れても釣れなくても、自分の頭で考えた方が面白いでしょう、ってこと。しちめんどくさくて申し訳ないです。だってそうなんだもん。
生物多様性の重要性が唱えられる時代に、フライフィッシングが注目されるのは大いに納得です。
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フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄
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