パッとパパッと

あっちからもこっちからも、いい魚釣ったよお知らせが届きまくる。

今年の中禅寺湖は50オーバーのホンマスが釣れている。少し前は、ホンマスもうダメかもって言われてたのに。自然は不思議だ。次号122号の水口憲哉さん「釣り場時評」は、〝外来魚、放射能、コロナ禍 遊漁者の湖になった中禅寺湖〟。

第122号の編集作業の合間に、パッと後ろ振り向いて、二、三本パパッとタイイングしている。おかげでだいぶストックが増えた。

ところでアップルツイスター、どこでも品切れ。「いま切らせてどうすんですか。販売戦略全くできていない会社の見本ですね。」とオホーツクの男はLINEで言った。

DTEヒゲナガラーバを自分も巻きたくなった。でもツイスター買えないってどゆことですか、って怒ってる。

御意。ホットワックスを新製品でリリースしたタイミングで、一緒に使うアップルツイスター切らせるのはほぼ神。

ストレッチボディで作るコンパラダン、バックファイヤーダンとかとホットワックス加工の相性は、グンバツ(死語)。わたしみたいなシロトが3分くらいで巻くと、こんな感じになります。TMC 112Y 17番。

地元で友人とオイカワ釣り。夏にはまだ間があるけど、イケメン猟師は気が早いんで、もう半袖。

次号編集、遅々として進まず、というか、一歩一歩確実に前へ進んでいる、というか。後者であるに違いない。今日も川に立つ。

〝ほっといてよ。〟と君は言うけれども、ほっとくのが一番むずかしいのを、君はまだ知らない。ほっとけるような子どもだったら苦労はしねえよ、と出そうなのを喉元でこらえる。俺も大人になったなあ。

フライは28番のピューパ。フラットな水面なので0.3号まで落とした。

ルアーにするのは自分の身体だからそもそも生餌だし、魚は食うに決まってる。イガイ無双。

『身近で楽しい! オイカワ/カワムツのフライフィッシング ハンドブック 増補第二版』好評です。初版はまさかの即完売でした。

単行本新刊
文壇に異色の新星!
「そのとんでもない才筆をすこしでも多くの人に知ってほしい。打ちのめされてほしい。」(荻原魚雷)
『黄色いやづ 真柄慎一短編集』
真柄慎一 =著

装画 いましろたかし
解説 荻原魚雷

ムーン・ベアも月を見ている クマを知る、クマから学ぶ 現代クマ学最前線」 ※ムーン・ベアとはツキノワグマのことです

フライの雑誌-第121号 特集◎北海道 最高のフライフィッシング|121号の連載記事で人気ナンバーワン。夢を挟むタイイングバイス フライオタクの自由研究2 大木孝威(2020年12月5日発行)

版元ドットコムさんの〈読売新聞の書評一覧〉に『黄色いやづ 真柄慎一短編集』が載っている。もう本当にありがたいです。

真柄慎一さんのデビュー作 朝日のあたる川 赤貧にっぽん釣りの旅二万三千キロ
(2010)

島崎憲司郎さんの『水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW』は各所で絶賛されてきた超ロングセラーの古典です。このところ突出して出荷数が伸びています。

水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

春はガガンボ号 ガガンボは裏切らない。 頼れる一本の効きどこ、使いどこ 

『フライの雑誌』第120号(2020年7月20日発行) 特集◎大物ねらい 人は〈大物〉を釣るのではない。〈大物〉に選ばれるのだ。|特集2 地元新発見! The new discoveries around your home

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2020年12月発売・第121号(北海道特集)から直送 [フライの雑誌-直送便]

 『フライの雑誌』の新しい号が出るごとにお手元へ直送します。差し込みの読者ハガキ(料金受け取り人払い)、お電話(042-843-0667)、ファクス(042-843-0668)、インターネットで受け付けます。

桜鱒の棲む川 ─サクラマスよ、故郷の川をのぼれ! 水口憲哉(著)
ISBN978-4-939003-39-4
本体 1,714円

フライの雑誌-第118号|フライの雑誌 118(2019秋冬号): 特集◎シマザキ・マシュマロ・スタイル とにかく釣れるシンプルフライ|使いやすく、よく釣れることで人気を集めているフライデザイン〈マシュマロ・スタイル〉。実績ある全国のマシュマロフライが大集合。フライパターンと釣り方、タイイングを徹底解説。新作シマザキフライも初公開。永久保存版。|島崎憲司郎|備前 貢|水口憲哉|中馬達雄|牧 浩之|荻原魚雷|樋口明雄

フライの雑誌-第116号 小さいフライとその釣り|主要〈小さいフック〉原寸大カタログ|本音座談会