人生の真ん中に、いつも釣りがある。それがうらやましい。私にも行くべき川が欲しい。
釣りを愛する人の心には、いつも川が流れているのかもしれない。
毎日新聞 今週の本棚・話題の本 和田靜香さん
今朝6月5日(土)の毎日新聞書評欄〈話題の本〉で、和田靜香さんに『黄色いやづ 真柄慎一短編集』を紹介していただきました。とてもいい書評です。ぜひ全文をお読みください! 人にはそれぞれの川があります。
『朝日のあたる川』は荻原魚雷さんに見つけてもらいました。『黄色いやづ』は和田靜香さんに見つけてもらいました。真柄さんの本の不思議な磁力です。真柄慎一さんにはいつも朝日がついてくれています。
広告費のない版元は作った本を〈見つけてもらう〉しかありません。いいと思って世の中に送り出した作品を、見ず知らずの他人様に見つけていただいて、いいと思っていただける。版元のそれが最高の幸せです。
『朝日のあたる川』で、真柄慎一さんの乗ったオンボロ軽自動車を、各地の釣り友だちが後ろから押してあげているような旅と言った方がいらっしゃいました。10年後の『黄色いやづ』では、逆に真柄さんが誰かの背中を押している。
そこがいいと思っています。
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※取り扱い店舗様には2021年6月5日以降に並びます。
※少部数です。ご予約注文をおすすめします。
※Amazonなど各書店・ネット書店でも扱われます。ネット書店経由での発送は6月中旬からになります。
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